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こし餡の作り方(製餡)その3

さて、こしあんの作り方なんですが、簡単に言うと「豆を煮て皮をむいて豆の中身と砂糖を合わせて炊く」以上。非常に簡単な工程です。ところが単純だからこそ最高に難しいのです。

小豆のこしあんで話を進めて行きます。

豆は出来るだけ選別して欠点豆は取り除きます。きれいに選別したものを仕入れるのでそれほど多くは無いのですが、それでも多少は未熟豆や欠損したものがあったりするので取り除きます。
豆は奇麗に洗います。ウチでは結構何回も洗ったり専用の豆洗い機にかけたりもします。そして炊き始めます。一晩水につけて吸水させてからするお店もありますがウチは即炊き方式でしています。吸水させてもいいのですが小豆の給水は結構時間がかかり特に冬など一晩では戻りません。中途半端に吸水させると煮えムラにも繋がるので即炊きでしています。あと後で説明しますが、渋切りがしやすかったり、「ゴ」が出にくかったりもあります。

粒あんじゃないのだから煮えムラがあったり、皮が破けてもいいんじゃないか?って思われる方もいるかもしれませんがそうではないんですよね。煮ればいいのではなくふっくらと美味しく炊き上げてから皮を取る事で豆の風味が洗練されるように思います。ぐちゃぐちゃに煮るとなんていうか重たい感じの餡になります。

水が沸騰すると通常はびっくり水を差します。これは小豆っていきなり加熱しても中々吸水しにくい性質を持っているので温度をいったん下げます。下げることで小豆の吸水が促され煮えムラなく炊けていきます。ですのでこのびっくり水は少し沸騰を和らげる程度では効果がありません。しっかりと加水し湯の温度を下げてあげることが大事です。

因みにウチは温度管理をデータ化し、毎分〇〇度の上昇で水温を管理しています。豆は1年に1回しか採れないので新物が出た時とそれが1年経過した時(ヒネ)では豆の持つ水分量も変わり煮え方が違います。もちろん豆の種類によっても違いますし、同じ豆でも産地や年度によっても違うので、上昇温度をそれに合わせて炊いていく訳です。ですのでびっくり水をしろと言う割にはウチではこの温度管理で十分に吸水させているのでしてないのです(笑)

さらに続く・・・

 

【七十二候・第一候】東風解凍 はるかぜこおりをとく

節分の次の日は二十四節気の「立春」となり七十二候の第一候「東風解凍 はるかぜこおりをとく」になります。いわゆる1年の始まりなのですが、これ新暦に沿ってるので、旧暦でのお正月は今年の場合は1/22でした。旧正月は日本では祝わないですが、中国では「春節」ベトナムでは「テト」と言ったりして祝います。実はアジアでは祝う国の方が普通なのですが、なぜか日本だけは新暦の色が濃すぎてほぼ全て新暦に照らし合わせて暦を当てはめているので、季節感はちょっとズレることも多いですね。

春の暖かい風が東から吹き、湖や池の氷を溶かしていく。「はるかぜこおりをとく」はそういう意味ですが、半月前までは氷がぶ厚く張ってみたいな話をしてたのに季節の移り変わりは早いものです。

旬の魚は「伊勢海老」だから鏡餅には伊勢海老を飾る習慣がついたのかも知れませんね
ふきのとうもこの時期で、春を感じます。

実際はまだまだ寒い日が続くのでお体には気を付けて春を待ちわびましょうね。

 

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七十二候という季節があります。恐らく世界で日本だけだと思います。四季が明確にあるだけでも珍しいのに、それをさらに24もの季節に分けた皆様ご存知の「二十四節気」という季節があります。いわゆる「立春」とか「夏至」とか「大寒」とかですね。その24の季節を更に各3つの季節に分けたものが「七十二候」と呼ばれる季節です。

おおよそ5日ほどで変わっていく季節。そんなに変化ある?って思う方もおられると思いますが、季節の名前を聞くと「なるほど!」ってうなづける事も多いです。日本の素晴らしい環境とそれを感じとる感性豊かな日本人。日本に生まれてきて良かったと感じる瞬間です。

(元々この暦も中国から入って来たとされてますが、現代に残ってる暦は日本に合わせて日本独自にブラッシュアップされたものと言えます)

参考文献
日本の七十二候を楽しむ~旧暦のある暮らし~
白井明大(株KADOKAWA)
季節七十二で候。
大田垣晴子(株KADOKAWA)
くらしのこよみ
うつくしいくらしかた研究所
くらしを楽しむ七十二候
広田千悦子(泰文堂)
にっぽんの七十二候
角謙二(株式会社枻出版社)
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ChatGPTで和菓子の文章を作成してみた

【注意】以下の文章は僕が書いたのではありません。

和菓子について
「和菓子は、日本の伝統的なスイーツです。米粉、砂糖、抹茶などを使って作られています。形や色も様々で、季節限定のものもあります。和菓子は、茶の時間やおもてなしのシーンに使われることが多いです。」

—なるほど、意味は全然通じます。では次の文章は?

煉りきりとは?
「煉りきりは、和菓子の一種です。米粉と砂糖を混ぜ合わせて揉んで作られます。外側は薄く、中は柔らかい食感が特徴です。一般的に、煉りきりはお茶と一緒に食べられます。」

—これはちょっと違いますね~
米粉と砂糖ではなくてあんこと餅(餅粉や山芋など)を混ぜて作ります。

上の文章が何かというと今web上で大騒ぎしているChatGPTでAIが自動作成した文章です。これ煉りきりの説明はちょっと違ったんですけど、モノによればかなり優秀でアメリカの一部の大学では論文にChatGPTを使う事が禁止されたという事です。そらそうやろね。

日本語ではまだまだ改善の余地がありそうですが、英語では結構完璧に近いようで、これ完全に出来たらシンギュラリティ(※)もすぐにに来るんじゃないかと心配になったりしますね

和菓子と関係ありませんが、AIに「大阪人の特徴」を聞いてみました。
その答えは・・・

「大阪人の特徴は決まりませんが、以下のようなイメージがあります。

  • 生粋の大阪弁: 大阪は、独自の方言である大阪弁が特徴的です。大阪弁は、日本各地でも有名な方言の一つであり、大阪人の話し方にも特徴的なものとなっています。
  • 繊細な料理知識: 大阪は、美食の街としても知られています。大阪人は、料理に対して繊細な知識を持っていることが多いと言われています。
  • 積極的な性格: 大阪は、商業の中心地として栄えてきた歴史があります。そのため、大阪人は、商売やビジネスに対して積極的な性格を持っているというイメージがあります。
  • 楽天的な人柄: 大阪は、観光地としても人気があります。大阪人は、観光客に対してフレンドリーな接し方をすることが多いと言われています。

これらは大阪人全体を代表する特徴というわけではなく、個人差もあります。また、大阪に住んでいない人も大阪的な特徴を持っている場合もあります。」

と、いう事です。他にもフィクションで物語を作ったりもできます。僕はブログは自力で書いていこうと思ってますが、これからはネット記事も注意して読まないとフェイクに騙されたり、誤解があったり大変な時代になっていくかも知れません。遊ぶ分にはめっちゃ楽しいですけどね(^^♪

※シンギュラリティ(因みに以下の文章もChatGPTのAIです)

シンギュラリティ(Singularity)とは、人工知能(AI)の技術が急速に進歩し、人間が理解できないレベルまで到達する時期を指します。この考えは、2050年代には、人工知能が自分自身を改良し、さらに進化することができると予想されています。このような状況になった場合、人工知能は人間を超え、人間が想像できないほどの力を持つようになると考えられています。

シンギュラリティは、科学的な観点からの未来予想としても、文化的なイメージとしても、多くの人々の注目を集めています。その一方で、シンギュラリティに伴い、人類の生存と未来に対する懸念も生じています。この懸念には、人工知能が人間を超えた場合にどのような影響があるか、人工知能が自律的に動くことによってもたらされるリスクなどが含まれます。

こし餡の作り方(製餡)その2 豆の話

同じこし餡でも小豆で作ったものは黒餡とか赤餡とか言ったりもしますが、白いあんこもありますよね?いわゆる白餡です。

白いあんこはどうやって作るのか?というと豆自体が白いのです。白い豆の代表的なのはいんげん豆系で、その中でも大手亡はシェアが高いです。ほかにも大福豆(おおふくまめ)などもあり、最高級のものでは白小豆もあります。

そこでクイズ!豆の中にはあんこに出来るものと出来ないものがあります。小豆餡はありますが、大豆餡って聞いたこと無いはずです。それはなぜでしょう?

いきなりこんなクイズを出されても専門的すぎるのでご存じない方がほとんどだと思います。
答えを言っちゃうと、それはでんぷんの量なのですね。あんこはでんぷんで作っていくものなので、その量が少ないとあんこにならないのです。ご存じ大豆は畑の牛肉と比喩されるようにでんぷん(炭水化物)が少なく「たんぱく質」が非常に多く含まれているのであんこになりにくいのです。

おや?だったらずんだ餡はどうなるんや?ずんだ餡は枝豆で作ってるし、枝豆って大豆の赤ちゃんのようなものやけど大豆には違いないし。って思った方は鋭いです。枝豆のあんこありますね。でも大豆も枝豆の段階ではまだでんぷんが多く含まれていて、大豆になると減ってしまうんです。だから枝豆だったらあんこにすることが出来るんですよね。

また、豆の話で終わってしまいました。。。

あんこの作り方は又改めて書きますね。

こし餡の作り方(製餡)その1 豆の話

こし餡ってなんでしょう?こしあんの「こし」って「漉す」って意味で言葉通り「漉したあんこ」という事になります。え?当たり前だって?そうですね。。

では何をどう漉したのか?ってなると作った事のない人からすると答えられないかも知れませんね。

まず「豆」です。和菓子に使われる代表的な豆と言えば「小豆」をイメージするのではないでしょうか?その通りです。小豆と和菓子は切っても切れない仲ですね。

因みにこれ何て読んでますか?多くの人は「あずき」って読みますよね。でも和菓子職人では「あずき」って言いません。いや、言わないことも無いのですが、普通は「しょうず」って言います。あの大豆(だいず)に対しての「しょうず」です。あまりにも当たり前に「しょうず」って言ってるので、うっかり普通のひとに「しょうずが何たらかんたら」って話し始めて「しょうずって何ですか?」って質問されたことがあります。

名字に小豆さんっていう方がいて、初対面であった時に「しょうずさんってお読みしたらいいんですよね?」って確認したら、初見では中々読んでくれないので驚いたみたいな事も言われました。

なるほど「小豆島」は「しょうどしま」って読むし、案外難しいんだなって思います。

 

小豆によく似た豆で「大納言」や「ささげ」という豆もあります。「大納言」は基本は小豆と言って問題ないと思いますが、小豆と比べて大粒で煮崩れがしにくくて、小豆とはまた違った風味を持つ豆です。北海道や丹波、備中が有名です。

北海道ものは「アカネダイナゴン」や「とよみ大納言」などがあります。丹波のものとも違い、丹波産はより皮が薄く保存も気を使います。個人的には丹波の風味の方が好きですね。

その皮の特徴から大納言は粒あんにする方がポテンシャルを発揮できると思います。こしあんにしてる店もあるかもしれませんが、もったいない気もしますね。

大納言のように大粒に見えても大納言ではなく大粒小豆と言われる小豆もあります。実は僕は小豆の風味が好きなので大粒小豆が好きだったりしますが最近は大粒モノが減る傾向にあって残念な限りです。

もう一つ小豆とよく似た豆で「ささげ」があります。

実は小豆の特徴の一つに煮てる最中に皮が割れるという現象があります。その割れ方も特徴的で豆の長い方ではなく短い方の円周の部分、要するに腹の部分が横割れするんですね。だから炊き方も非常に重要なのですが、横割れを完全に防ぐことは出来ないし、かのこ豆(蜜漬け豆)を作る時なんかはほんの少し割れないと蜜漬けしずらいという面もあります。

ところがこれを赤飯に使う時、本来おめでたい席に使うはずの赤飯の豆が腹割れしていると大変縁起が悪いという事になりまして、そこで「ささげ」が登場します。ささげは腹割れしないので赤飯にはぴったりだということで良く使われます。

面白い事に関西ではあまりそんなことは気にしないので普通に小豆を使うのです。気にするのは江戸です。そう、江戸は武家文化がありますので腹割れは「切腹」をイメージし、小豆ではやはりダメなのです。大阪は?

大阪は町人文化なので関係ないんです。正直ささげより小豆の方が味は良いので美味しい方がええやん!って感じでしょうか。令和になった今でも続く文化の違いです。

横道にそれまくってますが話をあんこに戻します。。
でも長くなったので、続きはまた明日ということで~

アンコ椿は恋の花

椿の花を知らない人はいないかも知れませんが、種類を見分けれる人はそんなに多くは無いと思います。椿は古くから親しまれている日本原産の花木で、「古事記」や「日本書紀」や「万葉集」にも多く登場します。

今は日本国内だけでも2,000種以上のツバキの品種があるという事ですので全部見分けるのは容易な事ではありません。ていうか、逆によくこれだけの品種に分けられたと思います。僕だったら20品種位でもういいか!って思ったかもしれません(笑)

お茶席の茶花で椿は定番中の定番。だから花名をお伺いしても「椿」という答えは返ってきません。もちろん椿は見たら分かるのが大前提ですので、「侘助」ですとか、「有楽」ですとか、「岩根絞」ですとかいう感じです。恥ずかしながら僕はお菓子の図案に使うような代表的なもの以外は全然分かってませんね~

因みに都はるみさんの代表曲の一つ「アンコ椿は恋の花」の「アンコ」は大島言葉で「お姉さん/あねっこ」の訛った語とされているそうで、残念ながら「餡」の事ではありません(笑)

 

Youtubeでも煉切で椿のお菓子を作っているのでぜひ見てくださいね

 

求肥(ぎゅうひ)ってなんだ?

「求肥」って何て読むでしょうか?

タイトルに答えが書いてあるのでクイズにもなりませんが、求肥って何?と思う人も多いかも知れません。和菓子好きなら普通にご存知の方も多いのですが、そうでなければ馴染みは薄いかも知れませんね。でも名前を知らなくてもきっと食べた事の無い人はいないと思うほど身近にある和菓子です。

求肥を本当に簡単に言うと砂糖の入ったお餅だと思ってください。

例えばこれ、夏の和菓子の代表の一つ「若鮎」です。どら焼きのような生地を片面だけ焼き、中にこの「求肥」を入れて巻いたものです。鮎の顔や尻尾の焼き印を押したり形を整えたりして鮎を表します。お店によっては求肥に柚子を混ぜたりよもぎを使ったりしてますね。

【七十二候】鶏初乳(にわとりはじめてとやにつく)

1/30~2/3頃の暦

「とや」は「鳥屋」の事
鶏が卵を産み始めるころです。1年中卵を産み続けている鶏ですが、元々は春になると子育てに入るんですね。本来鶏は霊的な力を持つ鳥だと言われているそうです。夜明けを泣いて知らせることから、春の到来にふさわしい霊鳥として暦に登場しています。

この季節は節分まで続き、その翌日からは立春を迎えます。実は節分と言うのは2月だけではなくて立春、立夏、立秋、立冬の前日がすべて節分と呼ばれています。 土用の丑の日、土用餅で有名な「土用」も同じく実は各季節ごとにありますよね。

それで季節の変わり目、変わり目には悪魔が出てくると言われて邪気払いをすると言う風習ができたようです。なんでも豆、「魔滅」の音と言えることから、豆をまくようになったそうな。
節分の話は違う日にも書いているので、ぜひ読んでみてくださいね。

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七十二候という季節があります。恐らく世界で日本だけだと思います。四季が明確にあるだけでも珍しいのに、それをさらに24もの季節に分けた皆様ご存知の「二十四節気」という季節があります。いわゆる「立春」とか「夏至」とか「大寒」とかですね。その24の季節を更に各3つの季節に分けたものが「七十二候」と呼ばれる季節です。

おおよそ5日ほどで変わっていく季節。そんなに変化ある?って思う方もおられると思いますが、季節の名前を聞くと「なるほど!」ってうなづける事も多いです。日本の素晴らしい環境とそれを感じとる感性豊かな日本人。日本に生まれてきて良かったと感じる瞬間です。

(元々この暦も中国から入って来たとされてますが、現代に残ってる暦は日本に合わせて日本独自にブラッシュアップされたものと言えます)

参考文献
日本の七十二候を楽しむ~旧暦のある暮らし~
白井明大(株KADOKAWA)
季節七十二で候。
大田垣晴子(株KADOKAWA)
くらしのこよみ
うつくしいくらしかた研究所
くらしを楽しむ七十二候
広田千悦子(泰文堂)
にっぽんの七十二候
角謙二(株式会社枻出版社)
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みたらし団子

一番好きな和菓子は何って聞かれたら、色々あって難しいんですけど豆大福とかみたらし団子が大好きですね。和菓子と言っても幅広くて上生菓子とか焼菓子なんかは和菓子屋さんで、お餅とか団子は餅屋さんって分け方もあるんです。もちろんウチみたいに両方扱ってる店もあるし、洋菓子も作ってる和菓子屋さんも少なくはないです。ま、食べる分にはジャンルなんて関係ないので美味しければいいかって感じですね。

<あん庵のみたらし団子は大きなお団子が3個で1本タイプです>

みたらし団子の起源はご存知の方も多いと思いますが、京都の下鴨神社が発祥と言われていて、「加茂みたらし茶屋」さんなんか有名ですね。

1串に5個団子がついている意味は一番上が頭で下の4つが四股ともいわれてますし、醍醐天皇が清めのために御手洗池の水を手ですくうと泡がまず1つ出来て、ちょっと後に続けて4つの泡が浮かび、これらの泡をから生まれたともいわれているようです。

数もそうなのですが、お団子の形や固さ、タレのしょっぱさ甘さ、タレの粘度具合もお店によって様々。正解は無いようです。ちなみにあん庵のみたらし団子はやわらかくてタレは甘辛いとろみがあるタイプで、皆さん美味しいと言って下さいます。

でもしっかりとした団子とあまり甘くないさらっとした醤油タイプが好きなお客様には「なんじゃこれ?」って言われた事もあったり(笑) 奥が深いですね~

 

初天神

昨日の1/25は初天神という事で京都の北野天満宮に行ってきました。菅原道真は5歳の時に既に和歌を詠んだそうで、学業の神様になってます。僕もそのおすそ分けで少しは賢くなったと思います

冗談はさておき、昨日は大雪で京都は一面の雪景色。生活している人は大変ですが京都に雪は似合いますね~
北野天満宮では長五郎餅本舗の境内茶店が出ていたのでお薄と長五郎餅のセットを食べてきました。

「京都・北野天満宮の縁日になると決まって現れる一人の老人がいた。境内の出店の者に小さな餅を五、六個売ると去って行く。どこから来てどこへ帰るのか誰も知らない。薄い餅皮にあんを包んだ上品な餅で次第に評判になった。ある時、一人が老人に尋ねると「河内屋長五郎」と名乗った。」(長五郎本舗HPより)

だそうで、こういう歴史を物語るストーリーのある店って素晴らしいですよね。もちろん美味しく頂きました。寒かったのでお抹茶も最高でした。

太宰府天満宮は長次郎餅ではなくて梅ヶ枝餅が有名ですね。こちらは「かさの家」さんや「やす武」さんなどいろんな店で作ってるみたいですね。


さて大阪天満宮は個人的にもお世話になってる薫々堂さんが天満宮にゆかりのあるお菓子を作られてます。そもそも屋号が天満宮の梅花の香りから付けられたということらしいのでやっぱり和菓子屋は歴史を感じます。

近くにも和菓子屋があり、きんつばやうぐいす餅を食べましたが、やっぱり店によって全然違いますね。見た目も配合も材料も製法も。当たり前なんですがそれが面白い。ウチとは全然違うのにこれはこれで美味しいんです。和菓子屋はこういう風に人よりいっぱいお菓子を食べてしまうので気をつけないと・・・。

 

【七十二候】水沢腹堅(さわみず、こおりつめる)

水沢腹堅(さわみず、こおりつめる)/水沢腹く堅し(みずさわあつくかたし)

動いている沢の、水さえ凍ってしまうような寒さが絶頂を迎えるという意味の季節です。1年を72に分けた七十二候という季節の名前になります(欄外に詳細)

この時期二十四節気では「大寒」なになるので、やはり1年で1番寒い時期になりますね。昨日から大寒波が来て雪が降った地域も多かったのではないでしょうか?もちろん南北に長い日本なので北と南に違いがありますが、寒い時期には変わりありませんよね。

僕は大阪なので、そんなに雪が積もったり冬が厳しいって言う事は無いんですが、それでもやっぱり何年かに1度雪が降ったりボイラーに引いてる水道管が凍ったりします。朝ボイラーが使えない時とか仕事ができないので大変です。なのでそうならないように断熱材とかを巻くようにしてからは一応大丈夫ですけど。

ところで、話は飛びますが天神さんでお馴染みの菅原道真が生まれたのは6月25日です。
太宰府への左遷されたのも1月25日
他界したのも2月25日
と言うことで25日が天神様の縁日になっています。
だから今日1月25日は初天神と言うことで天満宮に参られた方も多いのではないでしょうか?

僕も行ってきました。明日のブログで紹介します(^^♪

 

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七十二候という季節があります。恐らく世界で日本だけだと思います。四季が明確にあるだけでも珍しいのに、それをさらに24もの季節に分けた皆様ご存知の「二十四節気」という季節があります。いわゆる「立春」とか「夏至」とか「大寒」とかですね。その24の季節を更に各3つの季節に分けたものが「七十二候」と呼ばれる季節です。

おおよそ5日ほどで変わっていく季節。そんなに変化ある?って思う方もおられると思いますが、季節の名前を聞くと「なるほど!」ってうなづける事も多いです。日本の素晴らしい環境とそれを感じとる感性豊かな日本人。日本に生まれてきて良かったと感じる瞬間です。

(元々この暦も中国から入って来たとされてますが、現代に残ってる暦は日本に合わせて日本独自にブラッシュアップされたものと言えます)

参考文献
日本の七十二候を楽しむ~旧暦のある暮らし~
白井明大(株KADOKAWA)
季節七十二で候。
大田垣晴子(株KADOKAWA)
くらしのこよみ
うつくしいくらしかた研究所
くらしを楽しむ七十二候
広田千悦子(泰文堂)
にっぽんの七十二候
角謙二(株式会社枻出版社)
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羊羹その1 なんで「ひつじ」やねん

羊羹(ようかん)ってご存じですか?

「そんなもん知ってるわ!」って怒られそうですが、そうですあなたのイメージしてるそれ、それが羊羹で間違いないです。

間違いないのに人によって想像してるものがきっと違うと思います。羊羹と言っても色々ありますから・・・。

 

そもそも何で「羊」っていう字を使うのか不思議に思った方も多いと思います。まさか昔は羊羹に「羊」が使われていたのかな?って思ったりして、そんな訳ないし。と思ったり・・・

はい、正解は本当に羊の肉が使われていたんですね!驚き‼‼

そんな羊羹食べたくないですよね。甘い羊羹の中に羊~。でも待ってください。今の羊羹の中に羊の肉が入っていたんじゃないのです。元々中国から伝わった羊羹は羊の羹(あつもの)。要するに羊の肉の入ったとろみのある汁物のことだったのです。同じように猪羹(ちょかん)、海老羹(かいろうかん)などもあったのですが、長い時間が経つにつれ羊羹だけが残ったようです。

 

日本に伝わったのは鎌倉時代や室町時代と言われ、仏教では肉食が禁じられていたので小豆で代用され、砂糖が使われるようになりました。この辺りは肉まんが饅頭に変わっていった経緯に似ていますね(饅頭の話はいずれしていこうと思います)

 

でも製法は小麦粉を混ぜて蒸しあげて固めるというやり方で、今の「蒸し羊羹」に当たります。そうです、昔は羊羹と言えば蒸し羊羹だったのです。大阪では廣井堂さんの栗蒸し羊羹が有名です。先日もお邪魔した小松市の松葉屋さんの蒸し羊羹「月よみ山路」も絶品ですし、長野の小布施堂さんや中津川のすやさんも有名処ですね。もちろんあん庵も美味しい栗蒸し羊羹作ってますよ(笑)

江戸時代になって寒天が発明されると、小麦粉ではなく寒天で固めた水羊羹が出てきました。福井県では水羊羹は冬に食べるもの。冬のスーパーに行くと他府県では考えられないくらい水羊羹がずらーっと並びます。

 

ホントにざっくりいうと、水羊羹を煮詰めていくと「練羊羹」になります。水分を飛ばしてあの独特の引き締まった食感になります。和菓子に全く興味のない方でも、とらやさんの羊羹はご存じだと思います。大阪近郊では駿河屋さんが羊羹をけん引していってます。全国各地に色んな羊羹を作ってる和菓子屋はあります。恥ずかしながら私はまだ行ったことが無いのですが小城羊羹を求めて佐賀に行ってみたいとも思ってます。

羊羹の事奥が深すぎて長くなるのでこれくらいにしておきます(笑)続きは又ぼちぼちと・・・。

 

 

参考文献

和菓子夢のかたち 中山圭子
東京書籍株式会社
ようかん
虎屋文庫 新潮社

恵方巻からの恵方ロール

「知らんけど」

この言葉が2022年の流行語になったと聞いて逆にびっくりした関西人も多かったのではないでしょうか?
だって昔から使ってる言葉で、今更流行語と言われても…って感じですよね。

それと同じような感じで全国的に当たり前だと思っていたことが関西や大阪だけの文化と知ってびっくりしたことも多かったです。
タコ焼き機を持ってない家なんてあると思ってなかったし、「モータープール」も「足ぐねった」も「遠慮のかたまり」も「からい(しょっぱい)」も「大学1回生」も「三角座り」も「蚊に噛まれる」も「しんどい」も「お造り」もみ~んな標準語と思ってたんです(笑)

そんな仲間の内かも知れませんが、「恵方巻」も元々関西の文化で今は全国に広がったという事のようです。これも昔は全国文化と思ってました。

海苔屋さんが考えたとか色々所説はあるようですが、太巻きを丸ごと1本しゃべらずに恵方の方向で丸かじりとは中々面白い文化ですよね。それまでは名前もまちまちだったのが、あるコンビニが「恵方巻」と称して広島で販売したのがきっかけで全国に広まったようです。今の時代コンビニが文化を作っていくということも珍しくなくなってきましたね。そりゃ全国に5万件以上あるので影響力ってすごいですね。個人的には地方の珍しいコンビニも生き残って欲しいし、何でも全国文化になるより地方色の強い伝統も面白いと思います。でも知って欲しいし複雑ですね

恵方巻の派生でいつのころからか菓子業界にも「恵方ロール」というものが定着してあん庵でも10年以上前から作ってます。最初は見向きもされない感じでしたが年々反応は良くなってきてます。お寿司は食べんとアカンし、ロールも食べなアカンし、大変なのでウチのロールはちょっと小さく控えめにしてます(笑)

生地は「浮島」っていう生地で立派な和菓子の素材です。何も知らなくて食べたらほとんどの人は普通に洋菓子のスポンジ生地だと思って食べると思いますね。でも実は主成分はあんこと米粉と卵です。小麦粉も使ったりするのですが、いわゆる洋菓子の生地とは食感が全く違います。興味ある方は食べ比べてみると面白いですよ☺

厄除け饅頭

今日は厄除け饅頭についてお話しします。
もしかしたら関東地方はまた違うのかもわからないですけど、関西地方ではよく厄除け饅頭と言うものを配ります。

人生には厄年と言うものがあり、その厄年に当たった人が、自分の厄を饅頭に託して、周りの人にその饅頭を配り、厄をもらってもらう。今風に言うとみんなでシェアしようかみたいなノリです。

えーそんな人の厄をもらうなんて、何でそんなことせんとダメなんだ!と思った人。とても気持ちはわかるんですが、実はこの厄除け饅頭を食べると言うのは、厄を消し去ると言う意味合いがあるので、実はこれ人助けになってるんですね。
要するに食べる側も人助けをしている配る方も、人に振る舞っているわけですから、良い行いとみなされ縁起の良いこととなっています。

一般的には、小豆の入ったもの(小豆は邪気払いがあると言うことから)を配ると良いとされ、もちろん、和菓子屋には厄除け饅頭と言うものがあるので、それを配るもよし、厄除け饅頭でなかったとしても、小豆の入ったものを配るのもいいと思います。

ちなみに、あん庵では、厄除け饅頭と言うと、紅白の常用まんじゅうに厄除けの夜勤を押したものになります。一方で、黒糖まんじゅうタイプの厄除け饅頭もとても有名です。でも、近年はどら焼きや、生どらに厄除けの焼印を押して配ると言うことも増えてきました。時代とともに変化するもんですね。でもそれでいいと思います。大事なのはみんなが笑顔になることだと思います。

※ウチでは何と厄除け生どらやき何てモノもあったりします。
Youtubeのショート動画でも見れますよ(^^♪
https://youtube.com/shorts/jx2AdFsdMxE?feature=share

厄除け饅頭を配る時期は、大体節分を目安にすることが多いです。節分までに配るのが理想ですが、過ぎてからでも配る人もちらほらいらっしゃいます。
ちなみに節分の次の日は、立春旧暦では正月になりますね。今の暦は、旧暦と新暦がごちゃまぜになって、節分も新暦で表示してますが、実際には旧暦にそってやるのが本当かもしれませんね。

事実、日本の季節と暦は多少のズレがあって、実は旧暦で見る方が実際の季節としっくりくることが多いと感じています。赤穂浪士の討ち入りの日が雪で積もっているのは旧暦の12月14日、今で言う1月から2月位の1番寒い時期だと言う事は有名なお話ですね。

次回は恵方巻(恵方ロール)について・・・

厄年ってなに?

厄年ってよく聞きますよね。

数え年(今の人馴染みないかも)で男性が25、42、61歳、女性が19、33、37歳になる年のことを厄年って言います。
その前年を前厄、後年を後厄と呼んでます。厄年の中でも男性は42歳、女性は33歳が「大厄」と呼ばれていて特に注意が必要とされているとの事。その他にも子供の時の厄とか、女性はさらに小厄なんかがあるみたいで、それぞれに前厄、後厄とか言い出したら一生のうちの12年間とか15年間は厄年で過ごすことになっちゃいますね・・・たいへん。

でもこれ厄年にトラブルが必ず起きるって言うことでは無いんですよね。人の成長過程で身体的な変化が起こる時、精神的な変化が起こる時、環境が変わる時など節目の時にあらかじめ気をつけようって言ってくれてるんだと思います。男女で微妙に歳が違うのもそういう事かも知れませんね。

寺院等で厄払いを行ってるところがあるので厄年に当たった人はぜひ厄払いに行ってくださいね。仮に信じてなかっても神聖な場所に時間をとっていくってことに意味があるって思います。普段中々行くことも少ないので身が引き締まりますしね。

次の回は「厄除け饅頭」について・・・

 

NHKニュースの中でアクセス数 TOP10入り

先日和菓子デザインコンテストに取材に来てくださったNHKさん
NHKニュースの中でアクセス数TOP10入りしたと連絡ありました
参加してくれた子ども達に感謝です❣️
思えば子どもの時によく親に「新聞に載るようになれよ」って言われてました。「悪い事したら簡単に載ること出来るけど、良い事して載るのは難しいんやで」って。
もちろん何気ない冗談で言ってたんでしょうけど、小学生の僕には「へ~そうなんや、難しいんや。そんなに難しいなら載ってみたいな」ってずっと心に残ってました。今回の様に取り上げて頂くのはもちろんありがたいのですが、僕にとってはひそかな親孝行のつもりにもなったりしてます。言ってた親父はもうこの世にいませんが、天国で見てくれてると思ってます。
NHKニュース

TBSテレビ・ジョブチューンの炎上について(ウラ話)

ここ最近TBSのバラエティ番組ジョブチューンについて炎上しているみたいですが、番組に出演させて頂いて現場を見たことのある一個人として感想を述べたいと思います。もちろん僕の見た範囲の話でしか無いので、知らない事気づかなかった事もあると思いますので、その辺はご理解の程宜しくお願い致します。

最初に「ヤラセ」については無かったです。スタッフの方もそこはかなり気を使ってました。スタッフからの進行上の説明でも審査に影響することがあったらいけないので、言葉一つ一つ選んで話されてたという印象です。

逆に審査側としては前もって勉強もしたいので、例えば前日にメニューを教えてくれるのかがあると思ってたのですが、本当にスタジオで本番が始まり、「はい、どーぞ!」って感じでお菓子が出て来ます。もちろん次は何が出てくるか分かりません。審査する方もえげつないくらいのプレッシャーなんですよ、コレ。

ただ演出と言うのはバラエティの性格上あると思います。ただ撮ったVTRをそのまま垂れ流しても何も面白く無いですし、第一、7時間(プラスお店紹介や芸能人のスタジオ収録の部分)にも及ぶ収録を何台ものカメラで撮った映像を枠に収めるのですから、9割以上はカットという事になると思います。

ですので、同じカットを効果的に繰り返し使ったりテロップや効果音が流れたり、時系列を逆にして盛り上げてみたりという風に演出があるのだと思うんですね。

その一つに審査員などの発言や批評のどの部分を使うか?になってきます。例えば仮に10個褒めて3個批判したとします。ところが編集でその10個をカットして3個批判した部分だけを放送したらどうでしょう?その人は批判的で厳しい人と印象がつきますよね?

この番組の事ではなく、たとえニュースでも政府発表でも片方の意見だけを流すようなことをすれば、簡単に民衆を誘導する事は出来ちゃいますよね。しかもその部分はウソでもヤラセでも無いですし。 

制作会社の人はもちろんそんな事百も承知で、それでも面白く演出しないといけないギリギリのラインで戦ってるようには感じました。

さて、それでは「おにぎり」や「パンケーキ」で炎上した時のプロの職人達が悪いのでしょうか?やっぱりそれも違います。

実は僕が出演した時、本当に多くの知り合いやお客様から「見たよ〜」って言ってもらえたんですね。ただ、その後に結構「顔がすごく怖かった!」「やっぱり厳しい事いうよな」「職人のスイッチはいったんやな」とか、全体的には好意的であるものの、どちらかと言うととても怖い分類のイメージになってました。普段はめっちゃ優しいのに(笑)

僕は有名人でも無いし、そこまで酷い事を言ってないので炎上までいきませんでしたが、この延長線上に炎上があると感じました。

どう言うことかと言うと、「面白い番組を作りたい」って言うスタッフの想いってやっぱり伝わってくるんです。あの場に出てくるシェフの人達って基本は苦労して成功した人が多いと思うので余計に分かるんだと思います。その気持ちが分かってしまった以上出来るだけ協力してあげよう的な気持ちが出るんだと思います。もちろん全員そうだと言うわけではないでしょうけど。

バラエティでなく、業界のコンテストの審査ならコメントに面白みとか必要ないのでいいかも知れませんが、TVなのである程度パンチの効いたストレートな表現とか、逆にすごいと思った時も全身で表現した方が盛り上がるやんって空気感はあるんですよね。そこには嘘も誇張も無いんですけど、盛り上がればいいなと言う気持ちがあるなんかすごく微妙なんですけど伝わりますかね言葉って難しい

だから空気を読めるサービス精神の豊富なシェフが、ハッキリした意見を言う。編集するスタッフはやっぱりその発言は面白かったりするので、そこをクローズアップする。そこでバランスが少しでも狂うとクレームが出て炎上騒ぎになる。

そんな感じがします。

ご覧になってる方もあくまでも良い意味でバイアスかけて「コレってTVだから」って一歩引いて見ると、逆にもっと面白く見れるかも知れませんね。

ところでこの番組で7人の審査員が6人「合格」を上げて1人だけ「不合格」って上げる時ありますよね?

そんな時、この審査員、味わかってるの?とか思うって聞いたことあります。当然そう思いますよね。僕もやらかしました

出演する前はそう言う事になったら恥ずかしいよな〜って「多数派が正しいと思いこむ日本人」丸出しでしたが、でもでも実際現場にいてるとそれも又違う事が分かるんです。

単純にプロの職人達の見てるポイントが違うんです。だから現場にいてるとほんと楽しい。こんなにみんなが色んな視点でお菓子を見て、良いところも悪いところも言ってる。僕自身どんだけ勉強になったか。全ての審査するお菓子に対して全ての審査員が意見を言ってます。それを企業の担当者が真剣に聞いている。

僕も質問したりしましたが、職人でも無いその担当者の熱意と知識には感動しました。本職で無ければ絶対知らないような事も研究してるんですよ担当者は。だからこそその商品の良いところも欠点も指摘してくれる審査員の言葉に真剣に耳を傾けてます。ほぼ休憩時間が無い7時間の収録を立ちっぱなしで!だから涙も出るし喜びも人一倍なんですよね。

だから地上波では当然無理ですが、YouTubeとかでノーカット版を放送したら、一般の人よりプロが面白い❗️って見ると思います。

長々と書きましたが、誰かが悪いって事ではないし、ましてや出演したプロの方々は何の責任もなくむしろ真剣に仕事をしただけの事です。

もちろん編集される方はその辺も十分考慮して下さってるのは重々承知してますが、なんかあったらフォローしてあげて下さいってね〜って思います。普段の業務を差し置いて頑張ってTV出て結果炎上して店閉める事にでもなったら、血を吐くほどの努力が無駄になりますから。

クレーム投稿される方ももう少しお手柔らかにして頂けるとみんな笑顔で丸く収まるかなって感じます

ただの個人の感想でした

ジョブチューン 〜アノ職業のヒミツぶっちゃけます!|TBSテレビ

●松田なんで店をつくったのか? https://w-anan.jp/about/

 

第11回小学生和菓子コンテスト2022 受賞者のお菓子

受賞者の40の作品をあん庵の職人たちが作りました。
応募作品と見比べてみてくださいね(^^

第11回小学生和菓子コンテスト2022 全ての応募作品

全ての応募作品です
今年は157作品が集まりました
このうちの40作品が入選しました。

選考方法は名前を隠してあん庵の従業員による投票形式で、絵の上手い下手ではなくてこんなお菓子があったらいいなって気持ちがいっぱいの絵を基準にしました。

参加してくれたみんな、ありがとうございました。

 

第11回小学生和菓子コンテスト2022 受賞者と記念撮影

受賞者の皆さんと作った職人との記念写真!

お子さんもウチの職人も良い笑顔(^^♪

※すべての参加者は撮影しておりません。
※保護者の方の了解は得ています。