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柏餅(かしわもち)その③ 端午の節句

●端午の節句って?●

 

端午の節句、こどもの日など5/5は男の子の節句として定着していますね。人日の節句、上巳の節句、端午の節句、七夕の節句、重陽の節句と、五大節句と言われる節句の一つです。節句というのは節目の日の事で、無病息災、子孫繁栄などを願いました。元々中国の暦から来たと言われてますが、日本に入り日本の暦に合わせて宮中行事になっていきました。

その後この節句は明治に入って太陽暦が採用された後でも広く民間行事として残り、現在に至るという事です。

 

「端午(たんご)」とは「月の最初の午(うま)の日」という意味です。ですので元々は午の日にしてたのが、いつのころから5/5になったという事ですね。

 

端午の節句は菖蒲の節句とも言いますので、「菖蒲」と「尚武」をかけて武士の時代に男の子の節句に定着したようです。

尚武: 武道、軍事を重んずること。また、軍備をさかんにすること。

大阪の和菓子~大阪府生菓子協同組合~ (wagashi-osaka.or.jp)

柏餅(かしわもち)その① そもそも柏餅ってなんだ? 和菓子工房あん庵 和菓子で世界を幸せに (w-anan.jp)

柏餅(かしわもち)その② 柏の葉のヒ・ミ・ツ 和菓子工房あん庵So sweet so happy! 和菓子で世界を幸せに (w-anan.jp)

【七十二候・第十三候】玄鳥至(つばめきたる)

春告鳥

小さい時は、ツバメが家に来てくれないかなぁってすごく思ってました。ツバメの頃家は幸せが訪れるとも聞いたことがあります。でも実際来たらフンの始末とか大変そう(笑)

ツバメは春になったら現れる渡り鳥なので別名「春告鳥」って呼ばれたりします。和菓子の世界?で「春告鳥」って言われたらやっぱり「うぐいす」を連想するというか、実際に菓名になったりしてます。まぁ両方とも間違いでは無いですよね。

なぜ軒下に

ツバメが人の軒先に巣を作るのはカラスなどの外敵から卵やヒナを守るためだということは結構知られていますよね。人はカラスや蛇などは除外しますが、ツバメには危害を加えない。そんなことを知っているツバメって偉いですね。かつては昔の人は雀や鳩も食してたと思うのですが、そういえばツバメって食べませんし、どちらかというと微笑ましくて守ってしまいますよね。

ツバメの子育て

さて、ツバメの卵が孵化するのは産卵から2週間。雛が巣立つのは3週間。1日一羽につき100匹ほどの虫を食べるそうですから、子育てホンマ大変です。

育ったら今度は人家から離れて自然の中に寝ぐらを作って集団で過ごします。 そう、成人?すると軒先の巣から山などへと引っ越しする訳なんです。

でも、長めにみても産卵から巣立ちまでは2ヶ月くらいですよね。渡り鳥なんで半年近くはいるはずなんですが・・・。

そう、子育ては1回じゃ無いんです。大体のツバメは2回卵を産んで子育てします。

そして秋には東南アジアの方に渡っていきます。春にはまた日本に戻ってきます。

越冬つばめ

ヒュ~ルリ~~~ヒュルリララ~~~

小学生の時に好きな芸能人と聞かれて森昌子と言ってだいぶ引かれたのを思い出します。

「越冬つばめ」聞きたい方は下をクリック!

https://youtu.be/bTUuzOu5iiw

という、越冬ツバメなんですが、普通に九州ではよく見るそうです。この歌のイメージは九州よりもなんか雪国の感じがしますが、実際は暖かいところにいる様ですね。

でも不思議に思いません?

日本では越冬出来ないので東南アジアに渡るんですが、東南アジアって1年中暖かいんです。

だったらわざわざ命の危険をおかして日本まで来なくても東南アジアで年中暮らすっていうライフスタイルでも良かったんでは無いかと。

実は東南アジアはそこまで大量に虫がいるわけでもなく、また他の鳥とも取り合いになるので雛を育てるには爆発的に虫が増える日本の春夏が適してるそうです。

だからツバメにしたら子育ては日本でして冬は寒いから暖かいところに避難するみたいな感じで、ベースはどうも日本のようですね。

●松田なんで店をつくったのか? https://w-anan.jp/about/

 

 

 

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七十二候という季節があります。恐らく世界で日本だけだと思います。四季が明確にあるだけでも珍しいのに、それをさらに24もの季節に分けた皆様ご存知の「二十四節気」という季節があります。いわゆる「立春」とか「夏至」とか「大寒」とかですね。その24の季節を更に各3つの季節に分けたものが「七十二候」と呼ばれる季節です。

おおよそ5日ほどで変わっていく季節。そんなに変化ある?って思う方もおられると思いますが、季節の名前を聞くと「なるほど!」ってうなづける事も多いです。日本の素晴らしい環境とそれを感じとる感性豊かな日本人。日本に生まれてきて良かったと感じる瞬間です。

(元々この暦も中国から入って来たとされてますが、現代に残ってる暦は日本に合わせて日本独自にブラッシュアップされたものと言えます)

参考文献
日本の七十二候を楽しむ~旧暦のある暮らし~
白井明大(株KADOKAWA
季節七十二で候。
大田垣晴子(株KADOKAWA
くらしのこよみ
うつくしいくらしかた研究所
くらしを楽しむ七十二候
広田千悦子(泰文堂)
にっぽんの七十二候
角謙二(株式会社枻出版社)
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柏餅(かしわもち)その② 柏の葉のヒ・ミ・ツ

●なぜ柏の葉?●

 

桜餅の葉は食べる人がいるけど(むしろ食べる人の方が少し多い:2022年あん庵調べ)柏の葉は余程のツワモノでなければ食べられないので、良い子は食べない様にね。

そしてあまり気にした事ないと思うのですが、なんで柏餅って柏の葉っぱで包んでるの問題です。いやいや、逆でしょ。柏の葉に包んだから柏餅っていうんですね。ま、どちらにせよなぜ柏か?

 

これはお正月のお鏡餅に乗せる橙(だいだい)と同じ話なんですが…ん?、お鏡の上には「みかんを乗せてる?」いや、みかんじゃダメなんですよ本当は。

橙はなった実を落とさずに何年も新しい実をつけていくことから、「代々、家が繁栄するように」という願いが込められています。それは子孫が繫栄しますようにの願いを込めて、特に家単位、家族を重んじる時代には重要な意味を持ったのです。だから絶対みかん派の人は来年から橙を乗せて下さいね(笑)

 

それと同じく柏の葉は落葉樹にもかかわらず新芽が出るまでは古い葉が落ちないという特徴があり、橙と同じく代々家が続いていく、特に昔は男社会だったので男の子の節句に柏が選ばれたという事です。

それに加え、柏の葉には防腐作用があると言われていて流通や温度管理が整っていなかった時代には機能的役割がありました。そしてもちろん忘れてはならないのがほのかな香り。

「風味」というくらい香りは食べ物にとって重要なスキルです。積極的香りづけ(リキュールやエッセンス等)の洋菓子に対して、間接的で消極的な香りづけをする和菓子。どちらがいい悪いではありませんが、素材の味を引き出す日本の製法がここにも表れています。

 

 

 

●サルトリイバラ●

 

という話を聞いて一件落着と思いきや、柏餅だけど柏の葉っぱで巻かない事もあるんです。

広島など西日本の一部地域では柏の葉ではなくてサルトリイバラ(サンキラ)の葉を使って柏餅を作ります。「いばら餅」とか「おさすり」とか別の名前がついたりもしていますが、それを「柏餅」という名前で通ってるところもあります。この葉っぱで育った子どもが大きくなって他府県で柏葉の柏餅を見た時に「なんじゃこの葉っぱ!」って驚く話も何回か聞きました。

半月状にくるむタイプもありますが、2枚使う事も多いようです。僕は逆にサルトリイバラの事実を知らなかったのでこの業界に入って知った時に衝撃を受けましたね~

続く

●松田なんで店をつくったのか? https://w-anan.jp/about/
Twitter https://twitter.com/wagashi_anan/status/1257227130133286913

柏餅(かしわもち)その① そもそも柏餅ってなんだ?

柏餅!好き!

昔は5/5に柏餅を食べない人はいないと言われたくらいポピュラーな和菓子でした。いや、今でもポピュラーですし誰もが知ってる和菓子の一つなのですが、クリスマスケーキのように誰もが食べるとは中々言えなくなってきたかもしれません。

年間消費量

1980年代の柏葉の年間消費量は約6億枚だったのに対して1990年代には3億枚と減っています。

データが相当古いのですが、それから約20-30年後の現在ではさらに半減している可能性は高いです。

(探しても出てきません。誰か教えて

ま、ざっくり予測して、1/3になったとしても1億枚消費されているので、国民ひとり1個は1年に1個は食べているということになる感じです。。。多分。

だって言うてもスーパーやコンビニで年中柏餅見ますよ。(あん庵での販売はその時期だけですが)だから決して誰も食べていないという事はないんですけどね。

もっとも僕一人で年間20-30個くらいは食べていると思います()

そもそも柏餅ってなに?

柏餅とは柏の葉っぱに巻いたお餅のことです。そのままですね。いやでもお餅と言いながら、実は皆さんの想像するお餅とはちょっと違うんですね。

もちろん餅と言えなくは無いんですが、想像している杵とウスで搗くいわゆる「搗き餅」ではなくて、材料的には上新粉と呼ばれるお米の粉になります。

もち米の粉ではなく、うるち米(普段あなたも食べているいわゆる普通のお米)の粉を使って作る。要するに、それは「団子」といいます。その団子の中にあんこを包んで柏の葉に巻きます。餅は餅米の加工品という大前提がありますが、広義で米を使ったものや、くず粉やわらび粉を使ったものも「餅」というのは間違いではありません。また外国では「wagashi」よりも断然「mochi」の方が有名です。「Japanese sweets」よりも「nerikiri」よりも「rice dumpling」よりも「mochi」は強いです(松田調べ)

柏餅の中のあんこも一般的には「こしあん」が多いかも分かりませんが、粒あんのところもあるし、皮によもぎを入れたりすることもあります。味噌あんを使うところもあります。味噌あんは正月に裏千家の初釜に出てくる花びら餅に使われているのが有名ですね。その味噌を使って柏餅をつくります。

形も店によって様々。丸く仕上げるところもあれば、ふくよかな半月状に包むというか、折り曲げる「あみ笠」と呼ばれる形も多いです。

流通の加減で日持ちをさせないといけない時は皮にお砂糖や酵素を入れたりするのですが、日持ちをさせる必要のない専門店は、皮にはお砂糖を入れずにあっさりした味わいに仕上げています。もちろんあん庵は後者のタイプです。

シンプルな団子の皮と小豆のこし餡そこに柏の移り香。Theシンプル。素材を引き立たせる日本の文化の代表格の柏餅でした。

続く。

●全国菓子工業組合連合会  柏餅 http://zenkaren.net/archives/8580

 

●松田なんで店をつくったのか? https://w-anan.jp/about/

考えました。ブログやめます・・・・・!?

はい、エープリルフールという事でべたな嘘をつきました。

ブログはもうしばらくやめません。

子供の頃は姉ちゃんによくエイプリルフールで騙されました。何せ5歳も離れているので知恵ではかなうわけがありません。まぁ、姉ちゃんからすればほんの軽い冗談の範囲の嘘なんですけど、全く叶わないほどの知恵の差なので、僕的には悔しかった思い出があります。

今の子たちもそんな遊びをしてるんでしょうかね?

昔はよく漫画のネタにもなってたような気がしますしドラえもんではのび太が嫌っちゅうほどジャイアンやスネ夫に騙されていた記憶があります。

 

でも何といっても、6巻最後の号泣の最終回からの7巻の第1話「ウソ800」が一番記憶に残っています。帰ってこないドラえもんに対して飲めば必ず嘘になるくすり「ウソ800」を飲んだのび太が「ドラえもんは返ってこない」とつぶやいたため、それが嘘になり、ドラえもんが帰ってくるというお話。とにかく感動です。

エイプリールフールの起源は、1810年 4月1日ナポレオン・ボナパルトがオーストリア皇帝フランツ1世の娘マリ・ルイーズと再婚した事が大騒ぎになって嘘のような話だということから嘘をつく日になったとか。

 

はい、皆さん騙されましたね。これは嘘です。すみません怒らないで。。

 

本当はよく分かっていませんが諸説の中で有力な説が・・・

 

ヨーロッパでは3月25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開催していたが1564年にフランスのシャルル9世が1月1日を新年とする暦を採用した。これに反発した人々が、4月1日を「嘘の新年」とし、馬鹿騒ぎをはじめた

 

と、ウキペディア先生は言ってます。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%A4%E3%83%97%E3%83%AA%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%BC%E3%83%AB

 

嘘をついて笑いあえるのは信頼関係が深いしるし。

みなさんはどんなコミュニケーションをしましたか?

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生菓子と焼菓子って何が違う?

生菓子と焼き菓子って何が違うと思いますか?

 

それは焼き菓子って言ったら焼いてるから焼き菓子でしょって思うかな。

もちろんそうなんですが、菓子職人に生菓子と焼き菓子の違いってなんですか?って何って質問してみて下さい。そしたら多くの人はこう答えるはずです。

 

「水分量」

 

そうなんです。生菓子と焼き菓子の違いは水分量の違いなのです。もちろん他にも特徴と言うものはいっぱいあるし、例外もあるので単純に「水分量」だけで分類は難しいのですが、コアなイメージでは「水分量」なんです。

厚生労働省 https://www.mhlw.go.jp/web/t_doc?dataId=00ta5709&dataType=1&pageNo=1

生菓子はみずみずしくて口どけも良く、お茶などの飲料がなくても食べられますし、(もちろん飲んだ方がいいですけど) フルーツなども使いますし、みずみずしく、そして見た目も華やかなものが多いです。

欠点としては日持ちがしないということです。水分が多いので、変質しやすくカビが来たり腐ったりするスピードが早いのです。ですので、消費期限は当日だったり、翌日までがほとんどです。

 

一方焼き菓子と言うのは焼くという特徴があるので、水分が抜けるんですね。水分がないと言う事は腐敗が起こりにくく変質もしづらいんです。なので日持ちがするお菓子が多いのです。

最近は、水分量が多少多くても(正確には水分活性値が高い)脱酸素剤と言うものがあって、酸素と結合させないことによって変質を防ぐと言うものです。まぁもちろん限度があって生菓子を入れれる訳ではないですけど、半生菓子など恩恵は受けてます。お菓子に直接入れるわけではないので、安全に日持ちさせると言うことです。

余談ですが、この脱酸素剤中には、鉄成分が入っていて、袋の中の酸素を吸い込んで酸化鉄になるという、そういう科学的構造なのですが、その急激に酸化鉄(錆化)になることによってほんの少し暖かくなります。これを応用したのが使い捨てカイロで、ロッテが「ホカロン」と言うカイロを発売してたのも頷けます

発売当初はなぜロッテと言うメーカーがカイロを発売したのかよく分からなかったのですが、この食品に使う脱酸素剤の応用と聞けば納得です。たしか日本で初めて開発したか販売網に乗せたかだったと思います。三菱ガス化学の「エージレス」という脱酸素剤の代名詞にもなってる商品は多分ホカロンより先に開発されていたと思います。(間違ってたらすみません・・・)それをカイロに応用したのがロッテ。そんな流れだったように思います。

 

とにかく話がそれるんですが、生菓子の話ですね。。。。

 

お菓子屋にとっては花形商品!でも原価がすっごく高くて廃棄ロスも多いので実はあまり利益は出ません。泣。

でもお客様がトキメキやすいのも生菓子。あん庵も生菓子比率の方が断然多いので、忙しい割には薄利な感じで頑張ってます(笑)

 

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【七十二候・第十二候】雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)

桜が満開で、今年も何箇所か写真を撮りに行きました。桜って本当に微妙な色合いでいわゆる桜色なんですけど、写真に撮るとなんか白っぽく写ってしまうんですよね。そういうところもなかなか難しいです。

そんな桜も2週間ほどではかなく消えていきます。その盛りを過ぎるとすっかり冬の気配はなくなりへ春本番へ移っていきます。

冬の間は安定した気圧配置によりあまり雷は起こりませんが、寒冷前線の通過などによって春の雷は起こります。まだまだ不安定なこの時期の天気、いきなりひょうが降ったりするのも平常気象ではなく春の風物詩ということです。

この時期服装にも困りますよね。朝晩はまだまだ寒いので生重ねて家を出るのですが、昼間の陽気は暖かく汗ばんできます。もうTシャツでもいい位な感じ。でもそんなことをしていると夜はめっちゃ寒いです。そんなこんなで春真っ盛り楽しみたいですね。

撮影地

観心寺 https://www.kanshinji.com/

大阪城公園  https://www.osakacastlepark.jp/?lang=ja

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七十二候という季節があります。恐らく世界で日本だけだと思います。四季が明確にあるだけでも珍しいのに、それをさらに24もの季節に分けた皆様ご存知の「二十四節気」という季節があります。いわゆる「立春」とか「夏至」とか「大寒」とかですね。その24の季節を更に各3つの季節に分けたものが「七十二候」と呼ばれる季節です。

おおよそ5日ほどで変わっていく季節。そんなに変化ある?って思う方もおられると思いますが、季節の名前を聞くと「なるほど!」ってうなづける事も多いです。日本の素晴らしい環境とそれを感じとる感性豊かな日本人。日本に生まれてきて良かったと感じる瞬間です。

(元々この暦も中国から入って来たとされてますが、現代に残ってる暦は日本に合わせて日本独自にブラッシュアップされたものと言えます)

参考文献
日本の七十二候を楽しむ~旧暦のある暮らし~
白井明大(株KADOKAWA
季節七十二で候。
大田垣晴子(株KADOKAWA
くらしのこよみ
うつくしいくらしかた研究所
くらしを楽しむ七十二候
広田千悦子(泰文堂)
にっぽんの七十二候
角謙二(株式会社枻出版社)
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あてまげの辻 その② 麦焦がし粉/はったい粉

お菓子そのものは、麦こがしと言うお菓子になります。和菓子に詳しい方はご存知の方も多いと思うのですが、麦こがしと言う粉を使うのが特徴です。

 

むぎこがし粉と言うのは大阪(関西?)では「はったい粉」と呼ばれることの方が多いのです。

これは大麦を炒って焦がして、それを石臼などでひいて粉にしたものです。昔はこれに砂糖を混ぜて熱湯で解いて食べていたそうです。

今はあまり一般的ではなくなってきたので、特に若い方などは「はったい粉」とか「麦こがし粉」とか言われてもあまりピンとこないですよね。大豆を炒ったきな粉は有名なのにね。

 

はったい粉は、健康に特に気をつかっていたと言われた徳川家康が大好きだったとも言われているので、体には良さそうです。

 

「日本はったい粉協会」によると(ちゃんと教会があるんです)はったい粉は安土桃山時代から食べてこられたと言うことです。昭和50年頃までは子供のおやつとして親しまれていたので、50代位まではなじみのある人も多いのではないでしょうか。

https://hattaiko.com/

 

食物繊維が豊富なのが特徴で、小麦粉の約6倍多く含まれています。ごぼうよりも多いということです。

 

話が長くなりましたが、「あてまげの辻」というのは、このはったい粉を使った焼きまんじゅうで、隠し味にココアを混ぜてます。はったい粉そのものは少し苦味があるので、それをまろやかにすると言う意味と、未来へ永遠に続いていけると言う思いを込めて、新しい素材を組み合わせました。

富田林市観光協会からの認定菓子にも選ばれたので、寺内町にお越しの際は、是非富田林観光協会「きらめきファクトリー」で食べてくださいね。

きらめきファクトリー
http://tonkira.jp/

あてまげの辻 作成動画Facebook

https://www.facebook.com/watch/?v=1025144394593056

あてまげの辻 販売(オンラインショップ)

https://www.w-anan.shop/view/item/000000000010?category_page_id=ct23

富田林・寺内町 あてまげの辻
 その①

あん庵のお菓子の中に「寺内町・あてまげの辻」というお菓子があります

「あてまげ」と言うのは、交差点の形状の名前で、本来四つ辻と言うのは、上から見て十字に道が交差しています。

 

ただ「あてまげの辻」と言うのはの上から見て、道が左右に半間ずつずれているのです。

1間と言うのは今で言う1.8メートルのことで半間すなわち90cm分道がずれているのです。

要するに、交差点で交差する道を通るときに、まっすぐの道ではないので少し斜めに進みながら通るというめんどくさい形になります。

 

まぁ普通に考えればあまり機能的ではないと思うのですが、そのとおりです。その筋を通過するのに、少し注意をしたり、減速をしたり、とにかく一気に通ることができないのは明らかです。

 

寺内町と言うのは何百年も前より続く自治区だそうです。要するに、幕府(政府)管轄ではないので、自分の身は自分で守ると言う事です。まぁ例えば、警察とかも自治警察で警備しなければいけません。

その時に敵の侵入を少しでも防ぐように道を曲げ、防御体制を整えていたと言うことです。その道の形は、現在でも残っていて、まさしく寺内町にふさわしいデザインだと思いました。

今ほどインターネットが盛んでなくというか、自分自身あまり使いこなせていなかったので、調べるのもネットではなく、自分の足で歩きまわって調べました。実はあん庵の記念すべき、ご当地銘菓第1号なのです。

 

 

富田林市・きらめきミュージアムの「あてまげの辻」解説

あてまげの辻 | 結果一覧 | 見どころを探す | 富田林きらめきミュージアム:富田林市(とんだばやしし) (tondabayashi-city.jp)

富田林商工会・あてまげの辻ページ

和菓子工房あん庵「寺内町あてまげの辻」 (tonshow.or.jp)

外国人にからまれた⁉

今日はちょっとどうでもいい話なんですが、京都に行く用事があり、今ぶらぶらと京都市内を歩いていたのですが、もうすっかりインバウンドが戻ってきてる感じでしたね。

外国人が多いこと多いことあちらこちらで英語のみならずいろんな言語が聞こえてきました。まぁそれはいいんですけどそうやって道を歩いていると、多分30代位の男性に絡まれたんです。

カタコトの日本語で自分のことを「ヤクザ!ヤクザ!」てアピールしてるんです。誰かに教えてもらったんでしょうね(*_*;

 

それで僕の顔を見てイエーイ!みたいな感じで握手を求められました。完全に酔っ払ってるんです。

まぁ僕も握手だけしてお茶を濁すと思ったんですが、なんと僕の手の甲にキスをしようとするんです。もう一度言いますが30代の男性です。

まぁちゃんと握手までは協力しましたけど、さすがにキスはノーサンキューです。

「もうええて‼‼‼‼」って大阪弁丸出しで振り払って退散したのですが、後になって得意の英語!で気のきいた事を言ってやればよかったと後悔しました

得意の英語ってないんですけど笑

 

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【七十二候・第十一候】桜始開(さくらはじめてひらく)

桜前線が北上してきて、日本中が桜色に染まってきます。

桜は日本人にとって何か特別な花のような気がします。1つは春の入学卒業就職など出会いや別れの時期に重なること。一瞬で美しい姿を見せながらも、2週間ほどで全て散っていく潔さ儚さ。そんなところが日本人に合うんでしょうね。

ところが、外国の方も実は桜が大好きで、日本に来たら見たいモノの上位に必ず桜と富士山は入るようです。外国にも桜はあるのですが、また違うみたいですね。

お花見と言えば昔は梅だったようですが、今では梅をイメージする人はあまりいなくて、ほとんどの方は桜を思い浮かぶことでしょう。桜の開花は山から降りてくる神様が宿った印で、お花見はお祝いの意味もあると言うことです。

桜の名所は無数にありますが、そのうちの1つ吉野の桜は見事ですね。吉野の千本桜と言えば皆さんご存知の方も多いと思います。

でも本当は吉野には200種類の桜が30,000本あるらしいんです。30,000本あるのに千本桜

もちろんたくさんの事を比喩して「千」なんですがもうちょっと盛っても良かったですね(冗談です)

吉野町HP
https://www.town.yoshino.nara.jp/kanko-event/kanouki/kaika/

旬の野菜は浅葱だそうで、僕も大好きなのですがネギとどう違うねんて思ってました。でも実際違いますよね。それもそのはず浅葱はネギの変種で山菜の一種のようなものです。香りも良いし食べやすいので個人的には大好きです。どうもネギよりも浅い緑色であることからこの名前がついたようです。

 

似たようなものとして分葱もありますね。これは又少し違ってネギと玉ねぎの雑種になるようです。一口にネギと言っても奥深い。。。

さくら餅 その③ 道明寺 糒

道明寺と言うと、実はうちの地元なんです。

藤井寺市道明寺と言う場所がありまして、そこには道明寺天満宮と言う神社と道明寺と言うお寺があります。 ほんとどうでもいい話なんですが、僕が生まれて宮参りに行った時は、この道明寺天満宮に行きました。

道明寺天満宮 (domyojitenmangu.com)

そして道明寺というのは・・・

道明寺は7世紀中葉に土師氏の氏寺として建立された土師寺を起源とした尼寺です。土師氏の後裔である菅原道真公が、太宰府下向に際して伯母の覚寿尼を訪れたゆかりの地です。 建立当初は現在の道明寺天満宮の南側参道付近に位置し、現在も塔心礎が残っています。 その後、戦国時代の戦火や江戸時代の石川の洪水による荒廃が原因で道明寺天満宮の境内地に移り、さらに明治時代の神仏分離令に よって現在地に移されました。 国宝である本尊の十一面観音立像は毎月18日と25日に拝観することができます。関西風桜餅(道明寺餅)など和菓子の材料として知られる「道明寺糒」「道明寺粉」発祥の寺としても有名です。(藤井寺市観光協会HPより)

蓮土山 道明寺 | Domyoji Temple

 

あなたは、糒(ほしいい/ほしい/ほしいひ)という言葉を聞いたことがあるでしょうか?学校の授業を真面目に聞いていた方は、きっと記憶の片隅にあることだと思いますそうです。古典の授業で出てきた糒、すなわち今で言うところのインスタントラーメンのお米バージョンといったところでしょうか。

昔は旅に出るときに当然歩いて何百キロと進むのですが、やっぱり途中お店とかない分ところも多いですよね。そんな時にお腹が減ったら何か食べたいんだけど、コンビニもないしポテチもチョコレートもないしと言うことで、腐らない干した米を持ち歩いてたんですね。

もちろん昔の人とはいえど、生米を生そのまま食べることができないので、いちど炊き上げた米を干すんですね。そうすると水で戻したときにちゃんと食べれるご飯になる。専門的に言うとでんぷんのアルファ化(糊化)の状態ですね。人間というのは、でんぷんは基本生では食べることが出来ません。米にしろ小麦にしろ芋にしろ、(芋でも山芋は生で食べられます。又その話は別のところで・・・)でんぷんをアルファ化させるためには熱と水分が必要なのです。しかしその食べられるようになったでんぷんも時間が経てばベータ化(老化)し、食べられなくなってしまいます。炊き立てのご飯が次の日はパサパサでまずくなるのはこの為です。

ちなみに老化速度は0℃付近が一番早いので、ご飯の残りは冷蔵庫に入れた方が早く老化してしまいます。冷凍の方が保存状態は良くなるわけです。

まとめると、でんぷんは「生のでんぷん」と加水加熱して出来た「アルファ化(糊化)でんぷん」、そして時間が経って食べられなくなった「ベータ化(老化)でんぷん」があります。

当たり前のようにでんぷん(炭水化物)を毎日食べてる我々ですが、人類が火を使えるようになってなかったら・・・ご飯もうどんもパンも食べることは出来なかったのです。炭水化物なかったら飢えてたでしょうし。火を使えたって実はミラクルなのです。

それで「アルファ化でんぷん」を持ち歩くとどうしても「ベータ化」して食べられなくなる。ですので「アルファ化でんぷん」から急激に水分を取ってしまって「アルファ化」のまま固定させるんです。そうすることによって食品がアルファ化の状態のままさらに腐らずに、食べたい時に水分を戻すことによって食べることが出来るインスタント食品が出来上がるのです。

インスタントラーメンの製法が麺を油で揚げたり、フリーズドライでするのもこの理論を使ってる訳です。その理論を知っていたのか知らなかったのか、何百年も前のご先祖様は経験として知っていて、「インスタントご飯」すなわち「糒」を食べていたのです。

 

・・・・話が長くなりましたが、その糒が道明寺が発祥の地だということなんです。 それは道明寺粉と呼ばれ、もっと細かく言うと二つ割三ツ割四つ割り五つ割とか細かさによって分類されます。

その道明寺粉に水分とお砂糖を加えて、あんこを包み、塩漬けの桜葉でまいたものが今ある道明寺桜餅となります。

でもあん庵の桜餅は実はこの道明寺粉を使ってません・・・。

実はもち米から直接作る製法で勝手に生道明寺と呼んでいます。道明寺湖は干す段階で干した匂いというのが付きます。それが大好きな人も沢山おられます。ただクセがあるのも事実で、もち米から作る製法の1番のメリットは、こうした匂いがなくもち米本来の旨味が出ることです。もちろん道明寺粉を使った桜餅もおいしいのですし、しっかりとした歯ごたえがあります。それに対して生道明寺はもっちり柔らかく仕上がるのです。もうこうなると好みですけどね。

さらに10年ほど前までは第3の桜餅として求肥を使ってた新しいものを作ってました。ブランデー漬けのチェリーを使いそれをすだちで味を整えます。それを中に忍ばせたさくらさくらと言うお菓子で、昔テレビチャンピオンと言うテレビ番組の勝負に使いました。しばらく売ってたんですけど、もう種類が増えすぎてやめちゃいました。残念また機会があれば作りたいですね。

苺を包んだ桜餅もしましたね~
三色団子の1番目の味も桜だし。
桜大好き日本人(^^

 

 

 

 

さくら餅 その②

では、実際どのように違うのでしょうか?

僕が昔聞いたのは、長命寺桜もちと呼ばれるものは、東京の長命寺というお寺が発祥の地と言われていて、その長命寺で庭にに植えている桜の葉っぱをお坊さんが掃除してる時に、捨てるのももったいないので塩漬けにしたらいい感じになったと。薄く小麦粉を焼いてあんこを巻いたものを桜の葉で巻いたところ美味かった。それ以来桜餅として売り始めた…そんな感じだったと思います。

<写真はイメージです>

実際に調べてみると、東京の「長命寺桜餅」と言う和菓子屋の創設者である山本清緑さんが享保2年に土手の桜の葉を生樽の中に塩漬けにして試み、桜餅と言うものを考案したと言うことです。それを向島の長命寺の門にて売り始めたというところから、長命寺桜餅と呼ばれるようになったということです。

結構浅草にはよく行くので又行ってみようかなと思います。

TOPページ|長命寺櫻もち (sakura-mochi.com)

苺大福が出てくるまでは、ダントツで人気のあった桜餅。もちろん今でもかなりの人気です。

昨年「あなたは桜餅の葉っぱを食べる派?食べない派?」のアンケートで、「食べる」と答えた人が約6割と言う結果が出ました。そんな話が出来るくらい桜餅は日本人に浸透している和菓子の1つです。

明日は道明寺桜餅についてお話しします。

さくら餅 その①

皆さん桜餅と聞いてどんな桜餅を想い描くでしょうか笑?桜餅ってそんなの何種類もあるのって思った方そうなんです。桜餅は1種類では無いのです。

 

関西に住んでいる僕にとっては桜餅といえば、「ご飯のつぶつぶがいっぱいあるやつ」って感じです。てかそれしかないと思っていたのです。ところが20歳位の時に映画のワンシーンで、あるOLが会社でかなんかでむしゃくしゃしたときに、桜餅をやけ食いするというカットが出てきたんです。そしてなんとその桜餅と言ってるそのお菓子は、「ご飯つぶつぶ」じゃなくて、何かの生地でくるくると巻きあげたフォルムの桜餅だったんです。

 

関東地方にいる人は多分それが当たり前の話で、何を不思議がっているのかわからないと思います。でも「ご飯のつぶつぶ」のやつしか見たことのない僕にとっては「なんじゃ、この食べ物は?」と思ったのでした。

今のように検索1つで画像が無限に出てくる時代なら、そんな情報もいっぱい入ってくるのですが、携帯電話もないような時代。調べるとすれば、百科事典を引っ張り出してきたそんな時代です。地方によっていろいろなものがあるというのは、実際にその地方に行って食べないと疑問すら出てこないのです。

 

その後、僕は和菓子職人になったので、関東風の長命寺桜餅、関西風の道明寺桜餅というのが理解でき、さらに自分のオリジナルの桜餅を作ったりとかそういう風になっていくのですが、初めて見たときの衝撃は今でも忘れません。

WBC決勝戦 日本対USA

今日はお店は営業してるのですが、個人的にはお休みを頂きました。

ゆっくりしようと思っていたのですが、習慣とは怖いものでやっぱり5時に目が開いて無理から2度寝するも6時に又起きてしまいました。仕方がないので6km程走って朝ごはんをゆっくり食べ、楽しみにしていたWBCを見ることにしました。

普段野球はあまり見ないので(最後に球場に足を運んだのは新庄が阪神にいる時の巨人戦で、桑田が投げてました・・・)完全なる「にわか」ですが、サッカーにしろ、カーリングにしろ、バレーボールにしろ国際試合はやはり日本を応援しますし勝つと心底嬉しいです^ ^

昨日の準決勝では村上(神!)選手のさよならツーベスで勢いに乗ってる侍ジャパン!

我が羽曳野市の誇りダルビッシュ選手や大谷選手の活躍も見てみたいですね

今から見ます〜

・(試合観戦中)

と言うわけで、試合終了!!!!!!

見事優勝!すごいすごいすごい

村上選手と岡本選手のホームランで勢いに乗った侍ジャパン、その後1点差まで詰め寄られるも最後はダルビッシュ選手と大谷選手のリリーフリレーで優勝をもぎ取りました。もちろん見てても誰か1人の活躍というよりホント全員野球って感じでしたね。

古田さんの解説も的確で面白かったです。当たり前ですがやっぱりキャッチャー目線なのでみんながピッチャーに目を向けてる時でもキャッチャーのリードに対しての解説をしててさすがですね。

それでも最後の大谷翔平対マイク・トラウトの最後の打席での真剣勝負は最大の見どころでしたね。国旗を持って入場したのもこの2人。栗山監督も野球の神様がいると言ってたようにまるでドラマを見てる様でした。

大きな感動をありがとうございました。

と、ブログを書いているとウチの工場長から連絡があり、明日は優勝記念で「ふわふわ生どらやき」の焼印はバットとボールでいきましょう!とのことです。

だから明日の生どらは野球になります(笑)

 

【七十二候・第十候】雀始巣(すずめはじめてすくう)

今日はお彼岸の中日、春分の日ですね。昼と夜が同じ長さになる日です・・・・って普通はそう思ってますよね?

実は同じではないのです。

と、いうのも日の出と日の入りの定義が違う(というか同じ?)ことによって生じる現象なのです。あまり深く考えたことはないと思うのですが、日の出って聞いたらどの瞬間を思い出します?

そう、お日様が少しでも顔を出したその瞬間ですよね!

太陽が全部出た時を日の出というより、少しでも出た時が日の出っぽいですよね。

日の入りはどうでしょう。少しでも太陽が水平線(地平線)に触れた時が日の入りでしょうか?いやぁ、何となくやっぱりお日様が最後まで全部沈んだ瞬間が日の入りって感じしません?

日の出日の入りの定義はこの感覚と同じなので、すなわち太陽の先端が出た瞬間から太陽のお尻が見えなくなる瞬間。太陽の位置の基準が先端とお尻なので太陽1個分の移動する時間分だけ昼間が長くなるのです。もしも太陽の中心点を基準に定義づけしたら昼夜の長さは同じということになります。(他にも屈折率も関係しますが割愛)

ちょっとどうでもいい話から入りましたが、春も本番になってきて桜も

咲き始めました。雀も巣を作り始めます。

雀も一時より数が減りましたね。戦後より1/10位になったそうです。人家も隙間がなくなり巣を作る場所も減り、カラスなどの天敵に襲われることも多くなったのが原因の一つらしいです。

僕の子どもの時もスズメを見ない日は無かったと思うのですが、そういえばいつの頃からか「チュンチュン」って聞かなくなりましたね。作物被害もあったのでいい面もあるとは思いますが、いつか絶滅するかも知れないですね。ちょっと寂しい。

 

 

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七十二候という季節があります。恐らく世界で日本だけだと思います。四季が明確にあるだけでも珍しいのに、それをさらに24もの季節に分けた皆様ご存知の「二十四節気」という季節があります。いわゆる「立春」とか「夏至」とか「大寒」とかですね。その24の季節を更に各3つの季節に分けたものが「七十二候」と呼ばれる季節です。

おおよそ5日ほどで変わっていく季節。そんなに変化ある?って思う方もおられると思いますが、季節の名前を聞くと「なるほど!」ってうなづける事も多いです。日本の素晴らしい環境とそれを感じとる感性豊かな日本人。日本に生まれてきて良かったと感じる瞬間です。

(元々この暦も中国から入って来たとされてますが、現代に残ってる暦は日本に合わせて日本独自にブラッシュアップされたものと言えます)

参考文献
日本の七十二候を楽しむ~旧暦のある暮らし~
白井明大(株KADOKAWA
季節七十二で候。
大田垣晴子(株KADOKAWA
くらしのこよみ
うつくしいくらしかた研究所
くらしを楽しむ七十二候
広田千悦子(泰文堂)
にっぽんの七十二候
角謙二(株式会社枻出版社)
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どら焼き その5

そうそして、やっとウチのどら焼きの特徴ご説明します〜

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はびきのビジターセンターOPEN

本日「はびきのビジターセンター」がオープンし、セレモニーが開かれました。晴れて良かった。

https://ok-habikino.jp/spot/?category=8#spot_list

やまのは市長などのご挨拶の後地元のダンスチームのダンス等色々楽しめました。

ウチはささやかにビジターセンターの中の棚で「はにわのかくれんぼ」等を置かせて頂いています。

 

ところで、今WBCが大盛り上がりですがダルビッシュ有選手って羽曳野市出身ってご存知でした?それもウチと一緒の町内の羽曳が丘なんです。
残念ながら面識はないのですが、お父さんは何度かお店でお見掛け致しました。お母さんも今日セレモニーに参加されてました。

ビジターセンターに入るとダルビッシュさんのポスターや著書が置かれているので、知らない人が入ると、ん?なぜここにダルビッシュのポスターが?って不思議に思うかもしれません。

羽曳野に来られる際はぜひお立ち寄りくださいね

 

彼岸の入り 2023.3

暑さ寒さも彼岸までとはよく言ったもので、寒さも和らぎ朝の明るくなる時間も随分と早くなりましたね。暖かくなると気分がウキウキしますね。

お彼岸と言うのはよく聞くんですが、実際彼岸ってどういう意味なのでしょうか?夏のお盆とは違うんですかね?

簡単に言うと彼岸と言うのは、今私たちがいる世界、よく「この世」と言い方をしますが、これを「此岸(しがん)」と言ういいます。

その此岸に対して向こう側、平たく言うと、「あの世」と言うことになります。三途の川を渡るとあの世に行くとよく言いますよね。

 

お彼岸は春と秋にあり、春分の日秋分の日がそれぞれお彼岸の中日になっています。中日を含め前後3日で計7日間がこの世とあの世の距離が1年のうちで1番短くなるとされています。ですので、この期間はご先祖様へ日ごろの感謝を込めて供養をします。

それに対して、お盆は8月15日にご先祖様があの世から自宅に帰ってくる日とされています。東京のほうは7月15日にお盆があったりするようです。逆に8月15日を月遅れ盆と言ったりします。ただ一般的にはお盆とかお盆休みと言えば、8月の中旬を指すことが多いですね。

 

ちなみに、お盆もお彼岸も語源はサンスクリット語から来ているようですね。サンスクリット語とは古代のインドで使われていた言葉でヒンズー教や大乗仏教の経典などこの言語で書かれていると言うことです。まさに聖地ですね。三蔵法師が、天竺まで旅をしたのもうなづけます。

子どもの時に(また話それる・・・)「西遊記」という特撮のTVドラマが流行って、三蔵法師が夏目雅子さん、孫悟空が堺正章さん、沙悟浄が岸部一徳さん、猪八戒が西田敏行さん(続編は左とん平さん)のスペシャルメンバーでしたね。

夏目雅子さんは若くして天国に逝かれましたが本当にお綺麗な方でしたね。何年か経った後、canon PIXELのCMで松田聖子さんが「あなたに逢いたくて」という歌をバックに夏目雅子さんの写真集が紹介されてました。プリンターのCMなのでそのプリンターで写真集作ったので応募してくださいね。的なキャンペーンだったと思うのですが、応募した記憶があります。

夏目雅子 キヤノン PIXEL CM 松田聖子「あなたに逢いたくて〜Missing You〜」 – CMソング動画紹介 (song-cm.com)

「西遊記」はその後、宮沢りえさん/本木雅弘さん主演、牧瀬里穂さん/唐沢寿明さん主演、深津絵里さん/香取慎吾さん主演と何度もリメイクされていて、宮沢りえさんのあんまし覚えてませんがその他は全部見ました。個人的にはやっぱり夏目雅子さん最高でしたね。

 

そしてお彼岸のお供No1(当社調べ)と言えば、やはりおはぎと言うことになります。おはぎは、年中販売しているところも多い和菓子の1つです。昔は家庭でもよく作られていて、地方によっては「半殺し」という名前もありました。えらい物騒な名前なんですが、お米を全てつぶしてお餅にするのではなく、半分だけ潰すと言う意味で半殺しと言うんです。面白いですね。

今日はあいにくの天気でしたが明日は晴れそうです。

ご先祖様に感謝。

難しくも楽しくも茶の湯の世界

先日のブログで伊賀上野にある紅梅屋さんの「さまざま桜」の事を書いたのですが、昨日のお稽古で今年も又「さまざま桜」が出てまいりました。素朴な味わいであるを感じます。

お稽古は僕にとってはかなり難しく、総飾りからのお濃茶からの続き薄でした。これは仕組点(しぐみだて)というのでしょうか、建水にお茶碗を重ねるという、もはや素人には太刀打ちできないほどの難しさ。

お濃茶の茶入からお薄の茶器に変えていくのですが、徐々に位置が変わっていく工程が頭がこんがらがります。更にそこで茶巾も絞るのは普段水屋でちゃんと扱ってるかどうかがバレちゃいます。(いやいや、ちゃんとしろよ)

先生に親切に教えて頂けたので一応はさせて頂きましたが、一人ではとても出来ないですね・・・。

人生いくつになっても勉強です。