あん庵は本店が羽曳野市で、富田林市にも店舗があります。ところが今回堺市の観光協会の発行するパンフレットに掲載されました。堺市周辺の和菓子屋と言うことで紹介されました
堺市には和菓子の名店が多く、その紹介される冊子に掲載された事は非常に光栄です。関係者の皆様、ありがとうございます。
堺市は世界遺産登録された百舌鳥古市古墳群において藤井寺市や羽曳野市も観光客を呼ぶ活動が盛んになってます。3市とも盛り上がったらいいですよね〜
この写真大好きです(*^^)v
あん庵は本店が羽曳野市で、富田林市にも店舗があります。ところが今回堺市の観光協会の発行するパンフレットに掲載されました。堺市周辺の和菓子屋と言うことで紹介されました
堺市には和菓子の名店が多く、その紹介される冊子に掲載された事は非常に光栄です。関係者の皆様、ありがとうございます。
堺市は世界遺産登録された百舌鳥古市古墳群において藤井寺市や羽曳野市も観光客を呼ぶ活動が盛んになってます。3市とも盛り上がったらいいですよね〜
この写真大好きです(*^^)v
製菓学校での講習会☺️
毎年行かせて頂いてます成蹊短期大学。キャンパスも広くて綺麗。教員の方も丁寧で親切です。大分前になりますがご縁があってさせて頂いてます。
いつも熱心なんですが、今年のクラスは特に熱心で、丁寧に上手に作ってくれました
クラスによってカラーって色々違うもんだと感心させられました
今年は和菓子屋に就職が決まった子もいて益々嬉しくなりました。若い世代に興味を持ってもらいたいですね
今日は高鷲中学でPTAの皆様対象で和菓子講習会をさせて頂きました。
皆さん明るくてすごく楽しんで頂けた感じです校長先生と教頭先生も参加してくださりありがとうございました
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毎年200人以上が参加してくれるハロウィン仮装大会。
僕も毎年色々変身させてもらってます。
ジョニー・デップから始まり、マリオから東京リベンジャーズのドラケンまで。そして今年は呪術廻戦の五条悟!になりました。五条ファンからは石投げられそうですが、そんなこともなく無事終わりました。
社員の子も楽しそうにしてくれました(^^♪
ハロウィンも本当に日本文化に根付いてきましたね(本来とちょっと違う所もありますが大丈夫!)
あん庵が出来て20年経つのですが、オープン年に一番最初にアルバイトしてくれた子が2人いるのですが、そのうちのTちゃんが家族で尋ねてくれました
何度か来てくれたし、FBでも繋がってるので何となくは見てたのですが、改めて会ってみると容姿も明るさも当時のままで、全然変わってないのにビックリ!でもいいお母さんになってました〜
当時のアルバイトメンバー、Mりん、T君、Nちゃん、Tさん、仕事終わってから良く飲みに行ってましたね
あんなにバイトの子と飲みに行ってたのってこの時が一番かも今アルバイトしてくれてる子や社員の多くはこの時代に生まれた子なんです時代の流れの早さに驚きながら20年も経って来てくれるって本当に嬉しいです〜感謝
学校の先生が来られて「水無月」をお買い上げになりました。
と、言うのも生徒に「水無月」というお菓子の説明をされたらしいのですが、やはり現物を見るのが一番だという事で。
いやぁ、嬉しいですね。
和菓子に限らず日本の文化や、正しい歴史、日本人としての誇りを学校で教えるという至極当然当たり前のことが、カリキュラムの中でどれだけ重要視されているのか?
少なくとも僕が小学校の時(40年ほど前!)はあまりそんなこと無かったような気がします(僕が覚えてないだけかもしれませんが・・・)
英語がどれだけ話せるようになっても日本文化を知らなければ会話に困るという話はよく聞きます。
むしろ海外の人の方が日本文化を良く知っている場合もあります。
もったいないですね~
英語やダンスも大事ですが、それより前に茶の湯や茶道を学んだら子どもたちの考え方も変わるのでは?って思います。
僕も茶道を習う前の茶道に対するイメージは、とにかく作法を覚えないといけない難しいものって思ってたんです。
でも習い始めるとそれが間違いで、「相手の事を考えて可能な限りおもてなしをしようとした結果それが作法の形になった」という事が分かりました。
(ざっくりですみません・・・)
作法ありきで、人はそれに合わせなさい!ではなく、どれだけおもてなしをして楽しんでいただけるかなんですね。
その精神が小学校の時から自然に身についたら良いと思いません?
世界中で日本にしか出来ない教育だと思います(^^♪
今日の水無月お買い上げされた先生の授業を受けれる生徒さんはきっと喜んでると思います。
●松田なんで店をつくったのか? https://w-anan.jp/about/
早いもので独立開業してから20年が経ちました。本当に昨日のことのようで、全く20年も経った感じがしないのですが時は確実に流れていっています
今年入ってきた新入社員は自分の息子よりも6歳も年下ですし、初めて外国籍の新卒も採用しました。
さて、20年前ってどんな年だったかと言うと、日韓同時開催FIFAワールドカップが開催されたり、千と千尋の神隠しがベルリン映画祭で賞を取ったりした年です。
携帯電話は30万画素程度のカメラが搭載され、マクドナルドが59円のハンバーガーを発売し、まだブラウン管テレビが主流でした。
世界ではイラクやパレスチナの問題があり、ユーロの現金が流通したのもこの年でした。国内ではデフレ下で日経平均が8,600円台になりました。
「ベッカム」「タマちゃん」が人気になり、「讃岐うどん」「ハリーポッター」が大ヒットとなりました。
今年の新人はこの出来事全て知らない訳ですね~。
その2002年の3月に富田林市の喜志駅と言う駅の近くに15坪ほど大きさの小さな和菓子屋を始めました
売り場も作業場も工房も喫茶も全てが詰まって15坪だったので本当にこじんまりとしたアットホームな感じのお店でした
お客様のオーダーをその場で作り喫茶のカウンターで提供すると言うスタイルも取り入れました。
逆に今はやりたくてもなかなかできないことなので、またやってみたいと言う気持ちはありますね
そしてお客様もそうなんですが数多くの従業員や周りの人に助けられここまで来ました
業界の素晴らしい方との出会いや業界以外でも尊敬できるたくさんの方にお会いすることができました
菓子業界の活動も高校生対象のイベントや海外での和菓子の普及活動などこの業界ならではの様々な活動ができました
百貨店さんなどにもたくさん声をかけられましたし、いろんな人とコラボレーションも出来ました。
お店的には20年経ってもそんなに大きくなりませんでしたが、記憶に残るようなお菓子をいっぱい作れたとは思ってます
自分自身仮に死ぬまで健康であるならば、あと20年ぐらい頑張れるかもしれません。と考えると今が折り返し地点です。
これまでの20年で本当に価値観と言うものが大きく変わりました。そしてこれからの20年もさらに加速度的に価値観が変化していくことでしょう
過去を学ぶことで未来が見えてきます。歳は関係なくこれからも勉強して、この先の20年も楽しく仕事をしていきたいと思ってます。
今後ともよろしくお願いいたします。
あん庵の三色団子の正式名称は「桃太郎の三色団子」
なんで桃太郎?っていうのは最後に発表します(気になる方は最終章へGO!)
***三色団子の特徴***
ウチの三色団子はピンクと白と緑の3色なんですね。だから三色団子なんですけど、一般的には花見のシーズンでは花見団子と言ったりしますね。
たかが団子されど団子。お店によって使う米粉(お米)も違えば砂糖も違う、もちろん作り方も違うので各お店で色々楽しめると思います。
とかく三色団子は食紅で色分けをして、味は3つとも同じという三色団子も多いのですが、ウチの三色団子はそれぞれに味をつけています。
ピンクのお団子は「桜」の味。桜餅に使う桜の葉の塩漬けを細かくみじん切りみじん切りをしてお団子にねりこんでいます。
白のお団子にはゆずを練り込んでさわやかな味に仕上げています。
緑のお団子には蓬をねりこんでいます。
***色と季節の関係***
三色のお団子なのでやっぱり味も3つあった方が楽しめますよね。
所説あるにせよ、あん庵の三色だんごは、ピンクは桜なので「春」をイメージしています。
白色は柚子の味なので、これは「冬」をイメージしています。
緑はよもぎ。蓬は初夏のイメージを持っていますですので「夏」をイメージして作っています。
とすると、何かが足りませんよね? そうです、「秋」が足りません。秋がないのです。だって三色だんごだから三つしかないのに季節は四つですから一つ足りなくて当然です。
「秋」がないなんて少し寂しい気がします。でもこれにも実は意味があります。「秋がない」→「秋ない」→「飽きない」→「飽きないお団子」→「おいしくて飽きない三色だんご」というわけです。おあとがよろしいようで。(言い回しが結構古い…)
なんにせよ春はポカポカと心もウキウキしてきます。お花見のお供に三色だんごを食べれるって実は幸せ。当たり前のようで意識しないんですけどこれってすごく幸せな事なんですね。
平和が一番。
***なぜ桃太郎***
最後になりましたがなぜ「桃太郎の三色団子」という名前なのか?
三色団子は創業以来作り続けているお菓子なのですが、実はその創業初年度にテレビ東京の番組で和菓子を競う大会にでたのです。その時に運よく決勝まで残りまして、決勝のお菓子を作るときにこの三色団子をチョイスしました。
工芸菓子と呼ばれる、見て楽しむ和菓子に加えて食べて美味しい和菓子をその工芸菓子に組み込むという、そういう勝負だったのですがテーマが決まっていました。そのテーマが昔話/おとぎ話でした。そこで僕はそのテーマのなかから「桃太郎」を選びました。
桃太郎が鬼ヶ島へ行く途中に犬や猿やキジと出会うのですが、出会いながらきびだんごを渡すのではなく、その途中途中で素材を手に入れ共にお団子を作っていくというストーリーです。鬼ヶ島に着く頃には三色団子が完成し、鬼を力でねじ伏せて降参させるのではなく、おいしい三色だんごを食べさせて「参った」と言わせるストーリーにしました。
結果はと言いますと三色団子はこの番組「TVチャンピオン」の優勝作品になり、桃太郎を題材にした作品に使ったので「桃太郎の三色団子」と命名しました。
僕にとってはかけがえのない和菓子になりました。
***三色団子の帯の挿絵のパワー***
御木幽石(みきゆうせき)墨彩画家・書家・和体書デザイナー
初めて御木さんのお地蔵さんの絵を見たのは正確には覚えていないのですが、25年位前だったでしょうか?本当に可愛らしくてほのぼのとした作風は瞬時に目に焼き付いてしまいました。何点か作品を買ったりしてたのですが、この三色団子を販売するにあたって包材を何かオリジナルのデザインで作りたいと思っていたのですが、この御木幽石さんに絵を描いて頂けないかなぁと思っていました。
でも知り合いでも何でもないし、どこに問い合わせたらいいのかも分かりません。今みたいにNETで気軽に調べられる環境でもなかったし、事務所にたどり着けたとしてもとても手が出るような価格ではないだろうと半分諦めてたんです。
でも人間の「念」ってありますよね。御木さんに強く会いたいと願ってたらなんと知り合いを通じて会うことが出来ました。(因みに僕には大ファンの女優さんがいるのですが、一度会ってみたいと思ってたら偶然会えましたし。感銘を受けた本の著者の方にも一度お会いしたいと願っていたら会うことが出来ました。不思議ですね…)
それでビジネスとして依頼したわけなのですが、なんとも良心的な感じで引き受けて頂けたのです。その後も個展にお邪魔したりしてその場でプライベート用にもオリジナルの絵を描いて頂いたりして、額に入れて飾っています。
話が長くなりましたがそんな願いのこもった挿絵なんです。
あれから20年。今でもお客様に美味しいと言っていただけるのはありがたいですね。感謝。
おはぎって季節によって呼び方が変わるってご存じですか?
(所説あるので一つの説として楽しんでいただけたらと思います)
***秋のおはぎ***
おはぎを漢字で書くと「お萩」
秋のお彼岸に合わせて、秋の七草でもある「萩」をイメージして「おはぎ」と名付けられたと言われています。萩の花の可愛らしい花と小豆の粒々を重ね合わせたのでしょうね。
***春の牡丹餅***
春は「ぼたもち」という名前に変わります。実は関西はおはぎ、関東はぼたもちと言う説もあるのですが、ぼたもちは牡丹の花をイメージして作られたとも言われ、春を代表する花の1つなので春はぼたもちと呼ばれる説があります。豪華な牡丹がぼたもちのイメージに合ってるかもしれませんね。
さて、夏のおはぎと冬のおはぎは何て言うのでしょう?
答え合わせをする前に「おはぎ」と「お餅」の違いを説明したいと思います。
「お餅」と言うのはもち米を蒸して杵と臼でぺったんこぺったんこと搗きます。年末は正月のために餅つきをご家庭でもするところも多いと思います。
さて餅つきをしているご家庭の様子はどうでしょう?
家の中でひっそりと搗いているでしょうか?
いいえ、きっと家の外で大人数で楽しそうに搗いていると思います。
***半殺し***
それに対して「おはぎ」は同じようにもち米を蒸して作るのですが、その後はお餅みたいに杵と臼で搗き上げるのではなく、台の上でもち米をやさしく半分ぐらい潰すと言う工程なのです。これを俗に半分潰すので「半殺し」と言ったりします。
「半殺し」とはやけに物騒ですよね。でも全然物騒じゃありません。おいしいおはぎが出来上がります(笑)
このおはぎを作る作業は家の中で行うため「お餅」比べて静かだといえます。
さてさて、この違いを踏まえて夏と冬のおはぎの名前の発表です。
***夏の夜船***
夜船?よふね?
何か食べ物らしからぬ名前が出てきましたが、れっきとした夏のおはぎの名前です。
昔の船はエンジンなどないものですから当然帆で風を読み進んでいました。ですので音も静かでした。そして電気もないので夜になると本当に真っ暗で月の光が便り。それが当たり前の時代の話です。
夜に船が波止場に着きます。でもそれは静かに着くので誰も気づかなかったのです。いつ着いたのかわからない。それで「着き知らず」
要するにお餅をついてるのが誰にも分からないと言うおはぎの製法をなぞらえて洒落で「夜の船」→「着き知らず」→「搗き知らず」→「(搗いてないので」おはぎを作ってる」と連想ゲームの様に「夜船」と言う名前になったのです。
***冬の北窓***
さてさて、また食べ物らしからぬ名前が出てきました。でもこれもおはぎの名前なのです。
勘の鋭い方はもしかしたら分かったかも知れませんね。そうです、北の窓には何が見えるでしょうか? いや何が見えないのでしょうか?
そう、北の窓には月が見えません。「月知らず」→「搗き知らず」その理由は夜舟と同じく、いつ搗いたのか分からないという意味で「北窓」と言う名前になったという事です。北向きの窓なら夏でも見えないじゃないか!とおっしゃらずに北の窓は雪景色を楽しむためにあって、月は別の方角で楽しむことにいたしましょう。
こうして名前の由来を探っていくと、なるほどと頷けます。今のようにいろんな楽しみが無い時代、甘いものといえば贅沢ですし、こういうところでも楽しみを見つけていたのでしょうね。
ちなみにあん庵では、春のお彼岸と秋のお彼岸、夏のお盆におはぎを作っていますがそれとは別に夜船という水饅頭とおはぎを合わしたようなお菓子を夏のおはぎとして作ったりしてます。
和菓子屋界隈でもこの話はあまりしなくなったかもしれませんね。でも文化はつなげていきたいですね~
うぐいす餅ってご存じですか?
***うぐいす餅***
春を告げるうぐいすを模した和菓子で、羽二重餅で小豆のこしあんを包みその上に「うぐいす粉」と呼ばれる緑色の粉をまぶしたものです。緑色の粉と聞くと得体のしれないもののように聞こえますが(笑)、これは「青大豆」という緑色の大豆の粉なんですね。緑色のきな粉と思って頂いて大丈夫です。
***緑と青***
話は横にそれますが、日本語って「緑」を「青」っていう時が多々ありますよね。信号も緑色なのに「青信号」緑の葉っぱなのに「青菜」どう見ても黄緑なのに「青りんご」古くから伝統で日本人は「緑」を「青」と表現するみたいですね。
***青大豆***
話をもとに戻しますと…ウチの店では北海道産の青大豆の粉を使用しています。「緑」と書きましたが、本当に見事なまでに「うぐいす色」なんです。日本の伝統色というんですかね、食欲もそそられるし可愛らしい色なんですね。もちろん風味も良くて美味しいです。
ところが弱点が一つ。光に弱くて長時間光に当てっぱなしにすると色あせてきます。数時間でも少し変化するのでお店に並べた時も少し薄くなったりしてしまいますので大変です。でも元々その日中に召し上がっていただくお菓子なのでそんなに影響はないですね。
たまに目の覚めるような緑色のうぐいす餅を見かけるのですが、薄煎りのきな粉に着色料で色付けしたものもですね。光には強いし色鮮やかなので目は引きますが味は…僕個人的には余り好きではないですね。
***こしあん?粒あん?***
うぐいす餅のあんこは絶対おすすめなのは「小豆こしあん」です。それには理由が2つあります。
1つはうぐいす粉(青大豆)の風味を最大限に感じて欲しい。こしあんと粒あんの違いは簡単に言うと小豆の皮があるか無いかです。(細かく言うと製法の違い等色々ありますが今回は省略)粒あんは皮がある分小豆の風味のパンチがあります。だからソコを食べて欲しい時や、それに負けない皮の時などは粒あんを選択します。ですがうぐいす餅は青大豆の風味を感じて味わって欲しいのです。ですので小豆こしあんが最適です。白餡も淡白な味わいなので、この選択もなくは無いですがお菓子のバランスを考えると少しボケるかな?とも思いますので小豆こしあんがベストと思ってます。
ただし、小豆こしあんでも餡玉に丸めれるような固い餡はNG。極限まで柔らかくした羽二重餅には極限まで柔らかいあんこが不可欠です。そこまでこだわって初めて美味しい「うぐいす餅」の完成です。
2つ目の理由はもう半分書いてしまいましたが、羽二重餅との食感の相性です。お餅に粒あんはもちろん合いますしウチも豆大福や苺大福も粒あんを使ったりしています。ただうぐいす餅の場合は柔らかい羽二重餅なのでそのくちどけを実感してほしいのです。風味ではなく食感の部分としても柔らかい「こしあん」がやはり最適です。
うぐいす餅だけで大分と語ってしまいました。。。
ただこれは僕の個人的な想いで書きました
「間違いだらけのうぐいす餅」っていう目の引くタイトルにしましたが、各和菓子屋さんはそれぞれに理由や想いがあって作られてると思いますので正解は一つではないと思います。そう、職人の数だけお菓子があるんです。
久々に面白いことが始まりそうな気配です。
大阪の梅田で打ち合わせがありました。他業種さんがいっぱい集まりアフーターコロナ、ウイズコロナの中でもどういう風に協力し合って生き抜いていこうという感じです。前向きな意見があり元々知人の方にお誘いいただいたのですが、参加させていただいてとても良かったです。又具体的に決まりましたらこの場でも告知させていただきます。
先日四天王寺さんにある元三大師堂に於いて「御祈祷クッキー」の御祈祷に参加させて頂きました。とても神聖な趣で気が引き締まる思いでした
四天王寺大学の現役大学生がデザインした図案をクッキーにしたものです。今年のオープンキャンパスで配布されるので、四天王寺大学にご興味ある方はぜひ学校の見学に行ってみて下さいね
四天王寺大学 IBU 四天王寺大学 – 学校法人 四天王寺学園 (shitennoji.ac.jp)
四天王寺 和宗総本山 四天王寺 – 日本仏法最初の官寺 (shitennoji.or.jp)
●松田なんで店をつくったのか? https://w-anan.jp/about/
毎回そうなのですが、工房で作るのではなく専用スタジオで作るのは勝手が違うので慣れて無い感が出ちゃってますね
今回は笹を巻くときにマイクに触れてしまってノイズが出てしまったり、外で遊んでる小学生の声が入ったりとアクシデントがありました。
やっぱり動画って難しいですね。でも楽しです(^^♪
温泉に行けなくても温泉気分(^^黒糖饅頭「いい湯だな」発売開始波照間産の黒糖を贅沢に使い、有機栽培の小豆で作った自家製餡の小豆こしあんを包みました。焼き印は可愛い温泉マーク
あまり動けない今の世の中、温泉行った気分になれたらいいのになぁと思いながら作っています(^^
実はこの黒糖饅頭、10年以上も前にあん庵で販売してたのです。個人的にはすごく好きでいつか復活しようと思ってやっと念願が叶いました。
今日はいい天気で良かったです。朝からたくさんのお客さんがお月見団子をお買い求めてご来店頂きました。コロナ禍で家族団らんも増えたのかもしれませんね。今日は大事な方と奇麗な月を見てお話がいっぱい出来ればいいですね。
そんな場のアクセントにお月見団子がなれると嬉しいです。
お餅のチリソース⁉️と
ほっこり善哉
光栄にも【料理リレー】が回ってきました😊
西宮でお菓子教室をしてる有村和美さんからのご紹介でバトンを受け取りました😊
和美ちゃんの作るお菓子はとってもあったかみがあって、アイシングクッキーはもう見るだけで夢の世界が降りてきた様なドキドキワクワク感があります。和美ちゃんご指名ありがとう😊
で、和菓子職人ですので素直にお菓子を作ればいいのですが、今回はお餅をご家庭のレシピの一員にして欲しいという願いを込めてお餅のチリソースと、デザートに善哉(そんなに食べれない⁉️)をご紹介します🤗
まずはお餅のチリソース
マイルドな感じで作ってるので辛いのが好きな人はもう少し豆板醤を足してくださいね。
材料<2-3人分>
ごま油 15g
にんにく 一片(みじん切り)
鶏がらスープ 125g(鶏がらスープの素5g湯120g)
砂糖 10g
醤油 10g
ケチャップ 80g
豆板醤 15g
酢 20g(今回は黒酢使用)
生姜 5g(すりおろしたもの)
片栗粉 7g(分量外の水で溶いておく)
お餅 3個くらい(適度な大きさに切る)
三つ葉 適量(ネギでもいいし好きなものをどうぞ)
①胡麻油とニンニクのみじん切りを炒める
②鶏がらスープを入れ、砂糖、醤油、ケチャップ、豆板醤、酢、生姜を入れ、水溶きしした片栗粉を入れてトロミを出す
④お餅は適当な大きさに切って片栗をつけて油で揚げる
⑤そのお餅をチリソースの中に入れて絡める
⑥三つ葉を添えて出来上がり。
もちろん、めんどくさかったらエビチリの素を買ってきてお餅と合わすだけで大丈夫(身も蓋もない💦)でも美味しいのでぜひ作ってみてね。
作り方は YouTubeをご参考に!
https://www.youtube.com/watch?v=ksgiqQKJSIA
続いて善哉
6人分
生小豆 200g
砂糖 280g
お餅 8個
① 小豆をよく洗い水を500cc
入れて火にかける(強火)煮立ったらびっくり水300ccを入れ更に沸騰するのを待つ。再び沸騰したら一旦湯を全部捨てて豆を水で軽く洗う。
② 水を切った豆を鍋に入れ、新しい水を1L入れて火にかける(強火)
③ 沸騰したら今度はそのまま弱火にして豆が柔らかくなるまで煮る。豆を少量しゃもじにすくって、豆が簡単につぶれる位まで煮る。(おおよそ30分から40分くらい)もしも煮ている途中で豆の頭が出てきたら(湯が少なくなったら)湯を足す。
④ 砂糖を2-3回に分けて入れ、煮立ったら火を止める。湯の量はお好みなので、濃厚な善哉が好きならそのまま煮詰めます。汁気の多い善哉がお好みなら湯を適量たします。味見してもしも甘みが足らなかったらご家庭のお砂糖を適量足してください。逆に砂糖を全て使わずに使って、様子を見ながら追加しても大丈夫です
★ 自分の好きな固さに仕上げてオリジナル善哉を作ろう!
⑤ お餅を焼いて載せれば完成です。
※料理リレー
料理研究家の脇雅世さんが発起人となり、簡単に家庭でできるレシピを料理人がバトンでつないでいく料理リレーです。
本来は僕の後も繋げていくのですが、なんと今回がラストだそうなので、デザートご紹介出来てちょうど良かったです🤗
【KIMONO’s Relay Baton】
いつもお世話になっている青木さんから「着物バトン」を受け取りました👘
国内外で茶の湯と和菓子のタッグでいつもご協力頂いてます(^-^)
僕の写真はお茶会に呼ばれて合間に電話してるところ笑
と、昨年フィリピンのセブ島で行ったSAKURA🌸Festival でのお点前です(^^♪
最後に、この事態が一日も早く終息し安心できる日常を取り戻せるように心よりお祈りしています。
今日はNHKさんの取材で「アマビエ」を作りました(^^♪
放映は4/30の予定ですがこの時期ですので変更になる可能性もあります。。。。
他の和菓子屋さんのアマビエもたくさん紹介されるかも!
又改めてお知らせ致します~(*^^)v
※ 撮影中は工房内で他のお菓子は一切作らず、スタッフの方も快く十分な殺菌対策をして下さいました。撮影中に製造したものはスタッフさんが召し上がってくれました。
2009年から始まった(途中2年程抜けてしまったので今年で8回目になります💦)小学生対象の和菓子のデザインコンテストが今年も開催され、アイデアをくれたお子様に和菓子をプレゼントしました。
自由な発想でこんな和菓子がいあったらいいねって感じで応募してもらい、それをあん庵の職人たちが子供たちの想いを込めて再現し、選ばれた人にそれをプレゼントするという企画です。
みんな本当に喜んでくれました。コンテスト形式なのでどうしても作品を選ばないといけないのですが、全員力作なので選考するのが一番つらいですね。だから年々選ぶ作品数が増えてきてしまいました。
この企画、全国の和菓子屋さんでもぜひ開催して欲しいって思います。子供たちの笑顔が見れるって最高ですよ(^^♪