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2024新年あけましておめでとうございます

旧年中は大変お世話になりました
今年もどうぞよろしくお願いいたします

昨年はコロナも明けたせいか、本当に色々な経験や出会いがあり失われた3年がいっぺんに戻ってきたような気がします。

2024年も頑張って楽しく仕事出来たらなぁって思います。あとプライベートでは写真もレベル上げていければなぁと思ったり、ボクシングも仕事が多くて試合に出れなかったので今年は又出たいなぁとか色々考えてます。

本年も宜しくお願い致します❣

●松田なんで店をつくったのか? https://w-anan.jp/about/
●お菓子作り紹介(和菓子職人あきらYoutubeチャンネル) https://youtu.be/Ol1nHE2v00E

 

2023年もお世話になりました

今年はブログを強化しようと頑張ったのですが、後半コロナ禍も薄れてきたせいか、イベント事が急に増えだしまして、対応に追われマメに更新できなくなってしまいました。楽しみにしてた方(おるのかな?(笑))すみませんでした。

来年も出来るだけ頑張りますが、毎日とかは無理かも知れません
たまに過去の出来事も追加したりするので興味のある方はたまに覗いてやってくださいね。

良いお年を。

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TVチャンピオン V4達成しました

本日5年ぶりにTVチャンピオンが開催され「和菓子職人選手権」で優勝し、あしかけ20年かけて4回目の優勝を致しました。応援してくださった方、お客様、従業員の皆さんありがとうございました。
(ちょっと長くなるので興味ある人だけ読んでね)

今回は特番で対戦も2人だけだったので、勝っても負けてもカウントに入らないと思っていたのですが、ロケ現場につくとなんかすごい「V4がかかってますね」的な感じだったので逆に緊張しちゃいました。終わった時はまぁ、嬉しいというよりホッとしましたね。

少し振り返ります
2002年、それはあん庵をオープンした年です。3月に店をオープンし、7月頃に番組から間接的にオファーがありました。ずっと前からTVチャンピオンに出たくて(身近な洋菓子屋のMさんが優勝したのを目の当たりにしたので)どうすれば出れるのか?と悩んでたんです。
当時まだ職人になって7年目。まぁ実力もないくせして目標だけは高かったんですね。唯一の接点が以前にTVチャンピオンで優勝されたNさんを知っているという事。和菓子会の会長をされていたので接点はあったんです。タイミング見計らって連絡しようかと思っていたんですね。でも今はオープンしたてだからいくら何でも無理なので、2,3年後に出たいなぁなんて思っていたら、そのNさんから突然電話かかってきたんです。

「若くて活きのいい工芸菓子作れる職人をTV局から紹介して欲しいって言われてるねんけど、松田くん出てみーひんか?」

いやいや、「チャンスが向こうからやってきたよ!」心躍る自分と「店がまだ軌道に乗ってないのに出れるわけないし、技術もないのに勝てるわけがない」と負のオーラの自分がいました。まぁでも出たかったので一瞬悩んだんですけど、すぐにOKの返事をしました。

やった!出場だ!と思いきや、そうではなかったんですね。東京からスタッフが調査に来ました。そしてお菓子を食べたり、得意技を聞かれたり、受賞歴を聞かれたり。大して受賞もなかったんですけど、何とか出たい一心で自己アピールをして出れることになったのでした。

そこでは後の一生の友達になるO君との出会いもあり、何もかも勉強になりました。
勝負はクイーンアリスのフルコースの後に出すデザート和菓子


秋の新作和菓子、そして決勝は昔話の3部作の工芸菓子と食べられる菓子のコラボ勝負

そこで生まれたのが三色団子なのです。(正確には人気だった三色団子をそこに上手く組み込んだのです)そして生まれて初めて大会で優勝という経験をさせて頂くのでした。

レポーターは彦摩呂さん。まだ(と言っては失礼なのですが)そんなにお身体が育ってない時で、カッコ良かったです。人柄もすごく素敵で現場を和ましてくれました

 

2004年はディフェンディングチャンピオンとして挑みました。そんなん言われるのも初めてです笑
出演は又後の友となるT君、M君とまさかの既に友達だったY君。やりにくいったらありゃしない。

 
そっくり動物対決


そっくりご飯対決


ときて、決勝は和菓子ロールと器まで食べられる和菓子対決で何とかV2を取りました。

レポーターは中村ゆうじさん。スムーズな進行と時には厳しく現場を仕切ったりされていました。頼りがいのある素晴らしい方ですね。

2006年は突然企画がかわり(多分TVチャンピオン2になった)若い子対決になったので当時の一番弟子のT君が挑戦しました。めっちゃ良いとこまで行きましたよ。当時まだ修行して2年目だったのに。今はもう立派になって大徳屋長久という店でメディアにもよく取り上げられてます

そして2008年にもう一回チャンスが回ってきたんですけど1回戦で敗退。ハサミ菊対決で負けました。でもこの回が実はTVチャンピオンの最終回で(正確には2006年からTVチャンピオン2に変わってましたが)もうリベンジも何も出来ないのです。(写真は色を付ける前の試作です)

そして10年後の2018年にTVチャンピオンはBS放送でTVチャンピオン極として復活しました。そこで出場して1回戦は10年前の課題の「はさみ菊」そこで勝ち抜けて決勝は僅差で何とか逃げ切りV3になりました。

レポーターはアイクぬわらさん。低音で響くネイティブの英語はクールでしたが、芸人さんなので絶え間なくギャグを連発してましたね。


残念なことにTVチャンピオン極はすぐに終わってしまって、暫くは何もない状態だったのですが、今回ちゃんと?地上波でTVチャンピオン3として復活したのでした。

そして今回は特番ということで久々の本流のTVチャンピオン。振り返れば20年以上も経ってました。あの頃が懐かしいというか、昨日のことのようなんですけどね。

今回は日本菓子専門学校という日本屈指の菓子専門学校でロケが行われました。最初のころは同じく名門の東京菓子専門学校でよくロケが行われてましたね。それでそこの先生と仲良くなったりしたもんです。

前回はキッチンスタジオだったので、一つの忘れ物が命取りですが製菓学校はそもそもお菓子を作る設備が下手したら普通の店より整ってるので安心感が違います。ロケ場所聞いた時は安堵しました。

そして今回のお相手はYoutubeのフォロワーが10万人超えの強敵!なんせ僕はたった900人しかいないのです。2ケタも違う

そっくり勝負と聞いた時は何をしようかなと思ったのですが、相手は若いのできっと洋風なものを作って和菓子とのギャップをアピールするのではないかと考えて和風でいくことにしました。

そして、そもそもみんな大好きな刺身を題材にすることで華やかさも出るし。という事で海鮮丼に決めました。定食なのでおすましと温泉卵もつけたのです。TVではカットされましたが、実はこの温泉卵。割ると中から黄味が溶け出してくる仕様になっていて自分的には一番出来が良かったと思ってるんですが、又別の機会に披露しようかなって思ってます。

とにかくいつもなのですが、終わると疲労困憊でしばらく歩くどころか動くのもつらいくらい状態になるんですよね。連日の徹夜もありますし、確実に寿命縮んでるんちゃうか?って思うほどです。でもいい機会と出会いを与えて頂いたことには感謝しかありません。

もちろんTVはTVとして頑張りますが、一番大切なのは店に来ていただくお客様に「どれだけ美味しいお菓子を提供して満足していただけるか」なので、それに向けてこれからも頑張っていきます!

本当にありがとうございましたm(_ _)m

 

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秀吉の茶室がもしマネで紹介されました

12/2にテレビ大阪の「もしマネ」で大阪ええYOKANが紹介されました
しばらくはTVerで見れますのでぜひ見てくださいね
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ダルビッシュ有さん、羽曳野市の名誉市民に!

いや〜改めて、凄いとしか言いようがないですね

なにがって、今年初めですかね、ダルビッシュ有さんがサンディエゴ・パドレスと6年総額1億800万ドル(約142億円)での長期大型契約延長をしたという事です

金額もすごいですけど、36歳からの6年契約って事がもうあり得ない位の待遇ですよね。それだけ実力があってチームに必要だと思われてるって事ですね

実はダルビッシュさんってウチの同じ町内に住んでたんです。個人的には残念ながら世代的にも面識は無いんですけど、この度羽曳野市の名誉市民に任命されたんです

昔は地元ではお父さんを親しみ込めてダルパパって呼んだりして、ウチの店にも来て頂いてましたし、お母さんは先日もお食事ご一緒させて頂きました

今後の活躍もますます楽しみです

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写真家西田航さんのCOLOR OF KANSAI

先日急な仕事が入ったので市内に来たのですが、タイミングが良かったので東京で行きそびれてた(東京は別の写真展でしたが)西田航さんのCOLOR OF KANSAIを見に来ました
西田さんはプロのフォトグラファーで、YouTubeチャンネルとかも持ってます。僕もよく拝見させてもらってます。
受付に行くと何と西田さん本人がいてはってビックリ
思わず初対面なのに「西田さん!」って馴れ馴れしく声かけちゃいました
西田さんはCanonとライカをよく使われていて、今まで購入したカメラ、レンズの数はすごいんですが、今回の写真展はR8で撮ったものが多く、24-240mmを結構多用されてました。その中であれだけ多彩な表現が出来るんだと勉強になりましたね。もちろんR8だって素晴らしいカメラだと思いますしレンズもフットワークは凄いですが、いわゆる最高級の部類では無いのです。だからやっぱりカメラの性能とかでは無くてウデなんですよね。現像も含めて。当たり前ですが
てな感じで、写真も撮って頂けました。
次の仕事が無ければもっと話してたかったんですが(もっと話されても困ると思いますが笑)断腸の思いでその場を後にしました
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お伊勢さん

社員旅行。2日目は伊勢神宮と周辺のお菓子屋さんや天空のポストへ
いつもながら引き締まり、雑念が抜けます
おかげ横丁にも結局毎回寄ってしまいますね。
で結局絶対赤福を買ったり(笑)
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社員研修旅行2023

社員旅行は地中海・・・
だと良いんですけど、やってきたのは三重県の地中海村
いやいや、それでも元々会員制のリゾートだったらしく雰囲気も料理も美味しかったしめっちゃよかったです
行きしなにウチで働いてくれてた竹口くんの大徳屋長久にお邪魔して、急に行ったにも関わらず対応ありがとうございました
そのあとは先日もお邪魔したとね菓子館にお邪魔しました。ありがとうございました。
さて、料理も満喫しながら夜空を撮ったのですが、月もなく雲もなく空気は澄んで、天の川まで写すことが出来て感激
昨年の社員旅行もたまたま月食と花火が重なって、花火のバックに欠けていく月が撮れたのですが、今回も中々ない良いコンディションだと現地の人もおっしゃってました
日頃の行いかな(笑)
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Travel is trouble

セブ市内からマクタン空港へ向かう途中
今回一番焦ったのはホテルから30分もかからないような距離の空港に向かう途中で2本しか無い橋に向かい、渡ろうとした目前で事故が発生、全車逆走して迂回路からもう一つの橋へ。
結局2時間ほどかかりましたが余裕をみて出発してたので飛行機には間に合いました
過去に一度乗り遅れたことがあったのでめちゃくちゃ焦りましたね・・
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NUSTARの中の「小島」さん

先日ご縁が出来たセブの呑気さんが、今最も熱い開発地域のNUSTARにハイブランドの「小島」をオープンされました。
雰囲気も良いし日本でも全く遜色のないレストランに仕上がってます。訪問出来て良かったです
前回伝えきれなかった事など今回は伝える事ができて良かったです。(制服着てないですがお気になさらず)
中々休みも取れなかったので今回は少しだけ足を伸ばして別の街も散策しようかなと考えてます
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【七十二候・第四十八】水始涸(みずはじめてかる)

色づいた稲穂が頭を垂れるころですね。個人的に「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という慣用句?が大好きです。

意味は「学問や技能が深まっていわゆる「偉く」なっても他人に対しては謙虚でありなさい」的な感じですよね。ただこれ偉そうにするなよっていう戒めの事じゃないような気がします。

物事が分かってくると、もちろん自身もついてきます。と同時に物事が分かるほど奥深さも分かり、全てを把握して極めることは不可能に近いと気付かされるわけです。そんな極めてもない自分がどうして人様に偉そうになれるのでしょうか?

「初心忘るべからず」の様にいつでもその気持ちを持ち続けることが大事なんですよね。

 

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七十二候という季節があります。恐らく今この暦を使ってるのは世界で日本だけだと思います。元々中国から入っては来てるのですが、中国の暦と日本の暦は当然気候や風土の違いがあるので、気象も動物の動きも当然違います。そこで江戸時代初期に「本朝七十二候」と呼ばれる日本独自の七十二候が誕生しました。四季が明確にあるだけでも珍しいのに、それをさらに24もの季節に分けた皆様ご存知の「二十四節気」という季節があります。いわゆる「立春」とか「夏至」とか「大寒」とかですね。その24の季節を更に各3つの季節に分けたものが「七十二候」と呼ばれる季節です。おおよそ5日ほどで変わっていく季節。そんなに変化ある?って思う方もおられると思いますが、それが変わっていくんですね。季節の名前を聞くと「なるほど!」ってうなづける事も多いです。日本の素晴らしい環境とそれを感じとる感性豊かな日本人。日本に生まれてきて良かったと感じる瞬間です。 参考文献日本の七十二候を楽しむ~旧暦のある暮らし~
白井明大(株KADOKAWA)
季節七十二で候。大田垣晴子(株KADOKAWA)
くらしのこよみ
うつくしいくらしかた研究所
くらしを楽しむ七十二候
広田千悦子(泰文堂)
にっぽんの七十二候
角謙二(株式会社枻出版社)
絵で楽しむ二十四節気と七十二候
水野久美(株KADOKAWA)——————————————————————————————————

【七十二候・第四十九】紅鴈来(こうがんきたる)

燕が南へ帰る頃に入れ違いに雁が渡ってきます。
シベリアやカムチャツカ半島からやって来るらしいですね

日本で越冬し春になると帰っていきます。
隊列を組んだ雁の姿は見ごとですね。
和菓子の意匠にもよく使われます(^^♪

 

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七十二候という季節があります。恐らく今この暦を使ってるのは世界で日本だけだと思います。元々中国から入っては来てるのですが、中国の暦と日本の暦は当然気候や風土の違いがあるので、気象も動物の動きも当然違います。そこで江戸時代初期に「本朝七十二候」と呼ばれる日本独自の七十二候が誕生しました。四季が明確にあるだけでも珍しいのに、それをさらに24もの季節に分けた皆様ご存知の「二十四節気」という季節があります。いわゆる「立春」とか「夏至」とか「大寒」とかですね。その24の季節を更に各3つの季節に分けたものが「七十二候」と呼ばれる季節です。おおよそ5日ほどで変わっていく季節。そんなに変化ある?って思う方もおられると思いますが、それが変わっていくんですね。季節の名前を聞くと「なるほど!」ってうなづける事も多いです。日本の素晴らしい環境とそれを感じとる感性豊かな日本人。日本に生まれてきて良かったと感じる瞬間です。 参考文献日本の七十二候を楽しむ~旧暦のある暮らし~
白井明大(株KADOKAWA)
季節七十二で候。大田垣晴子(株KADOKAWA)
くらしのこよみ
うつくしいくらしかた研究所
くらしを楽しむ七十二候
広田千悦子(泰文堂)
にっぽんの七十二候
角謙二(株式会社枻出版社)
絵で楽しむ二十四節気と七十二候
水野久美(株KADOKAWA)——————————————————————————————————

 

 

お月見

お月見用にYoutubeで解説しました。ちょっと前の投稿になるのですが、基本的にお月見の最新情報みたいなのはあまりないので安心してみて下さいね。

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【七十二候・第四十四】蟄虫培戸(むしかくれてとをふさぐ)

10月も近くなると虫たちは冬ごもりをし始めます。人間たちより敏感なのかも知れませんね。卵を産んで次なる生命のために冬を越します。

昨今昆虫食が話題になっていますが、昆虫という個体の小さなものを育てるより、牛とか豚とかをもっと育てた方が蛋白源は効率よく出来るのではないかと単純に考えてしまいます。100万歩譲って昆虫を食べないとダメになったとしてもなぜ草食のイナゴではなくて雑食のコオロギなんだろうと思ったりします。どなたかご存知の方教えて頂きたいですね。

それはともかく日本に住んでるとこの四季が当たり前の事と思ってしまいますが、世界的に見れば珍しい方で、日本人の感性が研ぎ澄まされていったのもうなづけます。

旬の野菜は里芋で、そういうところからこの時期になる旧暦8月15日の十五夜は芋名月と言ったりします。お月見団子実は大好きです(*^^)v

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和菓子と関係ない話。でも実は関係あった話。その⑦写真編

フォーマットの違いは写りにも影響はあります。一般的にフォーマットが大きいほど受抗体も多くの光の情報が得られますし、ボケ味も影響します。前に述べたように画角が同じであればセンサーサイズが小さくなるほど焦点距離(35mm換算)は短くなります。

フルフレームが50mmだとするとAPS-Cが75mm相当になるのは説明しましたがマイクロフォーサーズではそれが100mm相当になります。同じ焦点距離でも見た目の画角が変わってしまします。

逆に画角をそろえようとすると、フルフレームで50mmの焦点距離の画角に合わせると、APS-Cは大体32~33mm、マイクロフォーサーズでは25mmになります。ご承知の通り焦点距離が長いほどボケが大きいと言われていますので、焦点距離25mmと50mmでは50mmの方が大きくボケるのです。

もちろん、ボケ味と言うのは、焦点距離だけがその要素を決めるのではなく、被写体とバックの距離や絞りによっても変わってきますので、マイクロフォーサーズがボケないって言っているのではありません
ただ、全体的な特徴としては、フルフレームの方がボケやすいと言うことに対しては異論がないことだと思います

そこでやっと写真とお菓子が絡んでくるんですが、イメージ写真であれ商品写真であれ、やはり写真の知識があるのとないのでは雲泥の差が出ます。

もちろん、パンフレットからポスターから日々のSNSまで全てプロカメラマンに依頼すれば、最高の写真が撮れるのは言うまでもありません。僕は所詮素人なのでもちろんプロにはかなわない。

ただ、日々のSNSに至るまで全てプロに頼むとなると、やはり現実的ではありません。いくら何でもコストがかかり過ぎます。ですので、そうなるとやっぱりスマホで撮るよりもそれなりのカメラで知識を持って撮るのでは違いは出ます。

前置き長くなりましたが、そこで購入したのがEOS6Dだったのでした。
800万画素の20Dとはさすがに違いました。そしてフルフレームならではのボケ味です。

今のスペックから考えると、少し物足りない感じはもちろんあるのですが、当時は中々最高に気に入ってましたね。何より商品写真の質が上がりました。格段にです。良かった。

でもやっぱりこれで終わる訳にはいけなかったのです。

 

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【七十二候・第四十六】雷乃収声(かみなりすなわちこえをおさむ)

夏に降る夕立もこの頃になるとさすがに収まりますね
天高く馬肥ゆる秋の様に空は高くなり、うろこ雲が出てきます。
暑さも湿気も少なくなり、花粉症の影響も春に比べれば少ないので秋って本当に好きです。

でもその秋も感じれるのは少しの間。すぐに冬がやってきます。
旬の魚は「真鰈(マガレイ)」
因みに腹を手前にした時、頭が右に来るのがカレイ、左に来るのがヒラメ。

「左平目に右鰈」という言葉は有名で、一度は聞いたことがあると思います。ところが世界に目を向けると左に頭がくるカレイも多いそう。どないやねん!って言いたくもなる気持ちをぐっとこらえて素直にカレイを食べる今日この頃。

 

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オフィーリアまだまだ

ジョン・エヴァレット・ミレイの名作「オフィーリア」
名前は知らなくっても見たことのある人は多いんじゃないでしょうか?


樹木希林さんがこの絵をモチーフに「死ぬときぐらい好きにさせてよ」っていう宝島社の広告になったのを覚えてる方もいらっしゃるかも。

このオフィーリアさんはかの有名なシェイクスピアの「ハムレット」に出てくる登場人物です。端的に言うと恋人であるハムレットが自分の父を殺したので気が触れて自殺するという何とも気の毒な女性です。

このワンシーンを書いたのがミレーで、これが出世作となります。この「オフィーリア」を真面目にアニメソング化したのがNHKのびじゅチューンという番組の「オフィーリアまだまだ」

たまにこの歌が頭から離れず困っています。何か良い処方箋は無いでしょうか?
皆さんもこれを見て同じ悩みを持ってください(笑)
というのは冗談ですので安心して見てくださいね。今はYoutubeでいつでも見られますね。

https://youtu.be/v5xuP_FBMfI?si=8kj8Z6o8nzvhhaIc

 

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豆大福美味しさのヒ・ミ・ツ

誰が何といっても自分的には赤えんどうよりも黒豆の豆大福が大好きなんです。「えんどう派」の方はすみません。でも一度黒豆も食べて欲しい!

<大福の皮>
ところで、「大福」と言っても色んな大福があります大福の定義は「餅の中にあんこの類が入ってるもの」でいいと思います。

その餅にも種類があります。代表的なものを言いますと、

① もち米を蒸して搗いたいわゆる「お餅」を皮にしたもの
② 餅粉に水を加え、鍋で練りながら砂糖を入れていく「求肥」タイプのもの
③ もち粉、砂糖、水を一度に加え、そのまま蒸しあげて仕上げる「羽二重餅」タイプのもの

細かい製法はもっともっと色々あるし、定義も場所や店によっても違うので、ざっくりとした感じでご理解ください。

①の特徴としてはベースがお餅なので弾力や風味が強く、食べ応えがあります。老化が早いので(炊いたごはんと同じようなもの)その日のうちに固くなり始めます。正月用のあん餅や、昔ながらの大福餅はこのタイプで、豆大福もこの生地が一番良く合います。

②は砂糖を入れることで保湿性と日持ちが格段に上がり、冷蔵庫に入れてもすぐには固くなりません。砂糖は防腐作用もあるので簡単には腐ったりカビが来ることも無いのです。お餅ほどではないにせよ、しっかりとした歯ごたえとうまみがあります。

③このタイプは悪く言えばコシが無いのですが、断然柔らかく、特にフルーツ大福に使うとフルーツの食感を損ねる事無く、口どけとモチモチ感を同時に表現することが出来ます。もちろんフルーツ大福でも①や②の餅を使う事は可能ですが、①はコシが強すぎてフルーツが負けてしまう恐れもあります。②も全然使ってる店もあると思いますが、③に比べてはしっかりしてるので、フルーツメインに持っていきたいのか、お餅も存在感を表したいのか、作り手の表現によって変わってくると思います。

以上を踏まえて、ウチの豆大福は①のもち米を蒸して杵で着いたお餅をベースに作っています。ある程度の固さを残した黒豆との相性は羽二重餅では表現できません。日持ちはしないですが、これがベストと思って作っています。

<もち米>
ウチのもち米は滋賀県産の羽二重もち米です。先程でてきた「羽二重餅」は生地の名前で、このもち米の「羽二重」は品種の名前です。
田植えや稲刈りにも行かせて頂いてる、愛着のあるもち米を使用しています。


<あんこ>
あんこに使ってる「小豆」と「砂糖」は共に北海道産です。北海層に砂糖はあるのか?なんですが、あるんです。「甜菜」と呼ばれる俗称さとうダイコンから砂糖を精製しています。これも畑を見に行ったりしています。


<塩>
普段はお菓子にあまり塩って使わないのですが、豆大福はやはり塩気が必要です。その塩は沖縄の「ぬちまーす」という塩を使ってます。ミネラルが豊富でその含量はギネスブックに載ったほどです。塩化ナトリウム99.9%の食塩と違って、原料からして沖縄の海水を使い(他の塩はほとんど輸入原料)特殊な製法でミネラル分をそのままに塩にしていきます。かつての沖縄サミットでの料理にも使われました。

<黒豆>
黒豆は丹波産を使ってます。北海道産も大変上質なのですが丹波の大ぶりな存在感のある黒豆はまた別格ですね。

そんな感じで作っています。もちろん添加物は使ってないので安心して食べられます。日持ちしませんが・・・。多少の砂糖と水分調整はしてるので普通のお餅よりは固くなりませんが、やっぱり消費期限的には当日です。

でもここだけの話、次の日固くなっても少し焦げ目がつくくらい炙って頂いて柔らかくすることで復活して、さらに別の味わいで楽しめるんですよ。

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念願のリゲッタ社長と会う

リゲッタと言う靴をご存知でしょうか?の中でも可能と言われる下駄をモチーフにしたサンダルと言えば、ピンとくる方もおられるのではないでしょうか
実は僕は、そのリゲッタカヌーに魅せられて、冬でもサンダルを履いている超ヘビーユーザーなんです

会社の出来たいきさつとかも何かの記事で読んだ記憶があり、どういう方が社長をされてるのかと興味津々でした。以来会ってみたいなと言う思いはずっとあったのです。

人間思ってると何とかなるもんで、先日偶然、友人がそのリゲッタの高本社長と友達ということが判明しまして、彼の紹介で社長に会うことができたのです。

思った通りの素晴らしい人格者で会社が急成長したのも頷けます。うちの会社とは規模が全く違い、リゲットさんの方が桁違いに大きいのですが、いろんなことを学ばせていただきました。

その後近くにもつ鍋を食べに。食事しながらでないと聞けないようなお話もたくさん!

コロナ騒動でZoomなどのオンラインのやり取りが増えましたが、やはりこうやって直に会うことって大事なことなんだとつくづく感じます。かといってSNSやネットを否定するのではなく、今回もSNSがあったからこそ誰と誰がつながっているとかがわかったわけなんです。

要は偏りではなく、何でも利用していくことなんだなと思いました。

最後に高本社長のブログにも紹介してくださったのでリンク貼っときます
重ね重ねありがとうございました。

https://ameblo.jp/minishu830/entry-12820678465.html?fbclid=IwAR3LJjAnTCfhwDGCmKPOZlvzEmwQ92RC4foraIEK50ta4e6uIJ5fIdb9Di8

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【七十二候・第四十四】鶺鴒鳴(せきれいなく)

鶺鴒ってなに?
こんな鳥です

これはハクセキレイ

これはキセキレイです。

これはセグロセキレイです。

ハクセキレイとどう違うんでしょうね?

答えは目の下が白いのがハクセキレイで目の下が黒いのがセグロセキレイだそうです。セグロセキレイは日本にしか見られないらしく結構警戒心は強めです。でもキセキレイの方がさらに攻撃的。縄張り意識が高いみたいですね。

元々北の方の鳥でしたが、時代と共に南下し都会でも見かけるようになりました。興味ある方はみつけてくださいね。

 

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