「乃東(だいとう)」又は「夏枯草(かこそう)」の異名を持つ「靭草(うつぼぐさ)」は12月の冬至の頃に芽を出し、この夏至の頃に枯れるという植物です。
多くの草木は一層茂り、花も咲いていくという時期に枯れていくというのは珍しいですよね。ちなみに「うつぼ」はあの海の生き物の「うつぼ」ではなくて、矢を入れて背おう武具の「うつぼ」に見たてた名前です。
人間界もそうですが珍しいものは目立つので賞賛されるか杭を打たれるか(笑)

●松田なんで店をつくったのか? https://w-anan.jp/about/
●お菓子作り紹介(和菓子職人あきらYoutubeチャンネル) https://youtu.be/Ol1nHE2v00E
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七十二候という季節があります。恐らく今この暦を使ってるのは世界で日本だけだと思います。元々中国から入っては来てるのですが、中国の暦と日本の暦は当然気候や風土の違いがあるので、気象も動物の動きも当然違います。そこで江戸時代初期に「本朝七十二候」と呼ばれる日本独自の七十二候が誕生しました。四季が明確にあるだけでも珍しいのに、それをさらに24もの季節に分けた皆様ご存知の「二十四節気」という季節があります。いわゆる「立春」とか「夏至」とか「大寒」とかですね。その24の季節を更に各3つの季節に分けたものが「七十二候」と呼ばれる季節です。おおよそ5日ほどで変わっていく季節。そんなに変化ある?って思う方もおられると思いますが、それが変わっていくんですね。季節の名前を聞くと「なるほど!」ってうなづける事も多いです。日本の素晴らしい環境とそれを感じとる感性豊かな日本人。日本に生まれてきて良かったと感じる瞬間です。 参考文献日本の七十二候を楽しむ~旧暦のある暮らし~
白井明大(株KADOKAWA)
季節七十二で候。大田垣晴子(株KADOKAWA)
くらしのこよみ
うつくしいくらしかた研究所
くらしを楽しむ七十二候
広田千悦子(泰文堂)
にっぽんの七十二候
角謙二(株式会社枻出版社)
絵で楽しむ二十四節気と七十二候
水野久美(株KADOKAWA)——————————————————————————————————
臨時休業を頂きまして、老朽化した機械の入れ替えや新しい機械の導入などを致しました。
ガス工事もしたのですが、聞いてたよりもかなり大ごとになってしまい近隣の方にはご迷惑をおかけいたしまして申し訳がざいませんでした。
今年は創業22年目に突入しました。今の従業員は店が出来てから生まれた子も多いです。時の経つのは早いですね。

今日6/16は和菓子の日
なんでかって?ぜひこの動画を見てくださいね
大阪では「笑わず餅」というお菓子も生まれました。と言ってももう20年以上も前の事です。今年は特にメディアによく取り上げられました。認知度も上がってきたようで嬉しいです

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以前は「梅干しあん」を作ってまして、その梅干しを調達しようと思ったら結構梅干しに必要のないものが入ったりしているのです。(保存をさせるための添加物とか)
本来梅干しというのは保存食な訳で何も入れなくても日持ちがするはずなのですが、近年はその保存の効果のある「塩」がとにかく悪者にされて減塩が正しいとなっています。

もちろん高血圧患者(高血圧の定義が年を追うごとに低く設定されていってしまってるので、今まで高血圧患者でなかった人が定義の為に患者になってしまう傾向があります。年齢により血圧が変わるのは当たり前の話なのですが、現在は全年齢で同じ基準にしているので、「高血圧」に該当する人が5000万人を超える事態になっています)に毎日多量の塩を摂取しろとは言いませんが、そもそも塩の影響をそこまで気にしなくていい人も多数おられますし、梅干しを一度に何十個も食べる人はいないと思います。他のお漬物もそうですが、塩分を減らしてそれを補うために調味料や保存料を使う場合があるのでどちらが健康に良いのか、各自の判断はいると思います。

もちろんまじめに美味しく安全な梅干しを作ってるメーカーも多いですが、値段もそれなりにしますので製品に加工するには合いません。

そうなれば自分で梅干しを漬ければいいじゃないかという事で何年か毎年つけていました。シンプルに梅と塩、あとは紫蘇だけしか使っていません。(漬ける前の梅。青い梅がまさしく黄色になっていくのです。その時の豊潤な香りって本当にいい香り。フルーツといっていい香りです。

それを梅雨の間漬け込み、梅雨明けの土用の頃天日干しをします。そして梅干しが完成するのです。それはもう本当にすっぱーーーーーい!でも美味しい!梅干し少しでご飯1杯十分に食べられます。変な梅干ししか食べてないと梅干し嫌いになっちゃいますが、本当に美味しい梅干しは子どもでも美味しいって食べると思います。

また機会あれば作りたいですね。今は商売抜きでぬか漬けや、たくあんを無添加で作ったりしています。たくあんも誰でも美味しく簡単に出来るのでお勧めです(^^♪
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七十二候という季節があります。恐らく今この暦を使ってるのは世界で日本だけだと思います。元々中国から入っては来てるのですが、中国の暦と日本の暦は当然気候や風土の違いがあるので、気象も動物の動きも当然違います。そこで江戸時代初期に「本朝七十二候」と呼ばれる日本独自の七十二候が誕生しました。四季が明確にあるだけでも珍しいのに、それをさらに24もの季節に分けた皆様ご存知の「二十四節気」という季節があります。いわゆる「立春」とか「夏至」とか「大寒」とかですね。その24の季節を更に各3つの季節に分けたものが「七十二候」と呼ばれる季節です。おおよそ5日ほどで変わっていく季節。そんなに変化ある?って思う方もおられると思いますが、それが変わっていくんですね。季節の名前を聞くと「なるほど!」ってうなづける事も多いです。日本の素晴らしい環境とそれを感じとる感性豊かな日本人。日本に生まれてきて良かったと感じる瞬間です。 参考文献日本の七十二候を楽しむ~旧暦のある暮らし~
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「水無月」って6月の事なんですが、和菓子の名前だったりもします。
因みに1月~12月の和名ってご存知ですか?
順に「睦月」「如月」「弥生」「卯月」「皐月」「水無月」
「文月」「葉月」「長月」「神無月」「霜月」「師走」
何とも趣があっていいですよね。
数字の方が分かりやすくていいやん!って意見もなるほど。なんですが、
英語圏ではJanuary, February, March・・・ですし
仏語ではJanvier février mars・・・のようです。
もう数字に慣れ親しんでるので数字でなかったら分かりにくいって言う声も聞こえそうですが、慣れの問題で世界的に見ても数字で表す方が少なくて、事実日本でもずっと和名で呼んでて不都合なく暮らしてたのでいい言葉は残してくれるといいですね。
その6月の月の名前と同じ「水無月」ってどんなお菓子なのでしょう?
一言でいうと三角形の外郎(ういろう)の上に小豆のかのこ(蜜漬け)がのったものです。京都では6月30日に食べる風習があり、今では結構全国区で食べられている和菓子です。

お菓子のかたちとしては珍しいかもしれませんが三角形の形には意味があります。(ショートケーキなどはカットして三角形のような形になってますが…)
今でこそ夏にはアイスクリームやかき氷、冷たいジュースも当たり前でありがたみを感じてませんが、電気の無い時代に夏に氷を食べるって普通に考えたら不可能ですよね。でも殿様クラスになると氷を食することが出来たのです。それは冬の寒い時に出来た氷を洞窟のような感じで作った「氷室」と呼ばれる部屋に氷を保管して夏まで溶かさずにもたしたようです。小さかったら溶けるので、さぞかし大きな氷を貯蔵したんでしょうね。
それだけ超貴重だったわけです氷は。庶民が気軽に食べる事なんて絶対できないレベルですね。だからせめて涼を得るために氷の形(三角形)を模したお菓子を作ったわけです。
エアコンの聞いた部屋でビール飲んでTV見て食事して。食後に冷たいスイカ食べたりかき氷食べたりって。もう本当に殿様以上の生活を現代の人は普通にしてますし、ほとんどの人は当たり前すぎていちいち感謝もしませんよね。いい時代?なのかな。きっと。
話がちょっとディープになっちゃいましたが水無月ってだから三角形なんです。ファンも結構多い夏のお菓子です。
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実は長い間「蛍」というものを見たことが無くて、初めて見たのが数年前なのです。それも数匹ちょろっと飛んでるのを見ただけでした。一度どばーっっって見たいもんだということで大阪のとある場所に見に来ました。

ゲンジボタルは暗くなる少し前から飛ぶという事なのですが この日はほぼ姿が見えず不発か?と思っていたのですが、暗くなった途端に無数の蛍が飛び交いました。もう僕にとっては一生分の蛍を見たような気がします。

写真はその蛍を何度も撮り比較明合成で整えたものです。分かりやすく言うと蛍の軌跡のところだけのレイヤーを重ね合わせたということになります。幻想的ですよね。撮るの癖になりそうです
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東京出張のもう一つの目的は FOOMA JAPAN に行く事でした。
和菓子屋って意外と機械を使うんです。とは言ってもウチで使うのは完全にオートメーションで出来るようなそんなたいそうな機械でなく、餅ついたり、餡炊く鍋やったり、オーブンやったり、商品を包んだり、冷凍冷蔵庫だったりそんな程度です。
3月にもモバックショーと言うのがあったのですが、結構お菓子屋の為の展示会なので、特化してる反面一見関係ないようなものでも流用できるやん!って出会いは少ないかも
今日はFOOMA JAPAN という食品全般の機械工業展はやっぱりちょっとテイストが違って見てるのも面白いです。ま、結局落ち着くとこに落ち着くんですが(^^;
今回は興味あるものも多く見積り依頼も何件か頼んできました。
時代と共に機械や道具も進化していきます。お菓子を作るのも楽しいですが道具を見るのも楽しいですね。
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4番ホーム雨漏りのためエスカレーターがこしょうし、ご不便をおかけして申し訳ございません。・・・
続けて、3番線でお客様同士のトラブルの為遅延がでまして申し訳ございませんでしたのアナウンス。
その電車に乗ったら今度は踏切手前で急停車。踏切を無理矢理渡った人がいて、その安全確認。急停車して申し訳ございませんでしたのアナウンス。
エスカレーター故障は不便だけど、階段無理な人のためにエスカレーターはあるし、健康な人は歩けばいい。乗客同士の争いなんてむしろ電鉄会社が損害被ってる被害者。踏切も閉じてたら渡るなよ。って思うんですけど、そうは思ってない人もたくさんいるんだなって感じです。で、駅に着くたび何度も謝罪のアナウンス。
謝り倒すのが日本の文化。事情説明はあった方が何も無いよりいいとは思うけど、それこそアナウンスはネットで配信や車内の電光掲示板に表示して、謝るのはせめて電鉄会社が悪い時だけにしたらと思ったりするのは捻くれ者の僕だからそう思うのか?
関係ない事書きましたが、今日は東京で打ち合わせがありました。現段階ではまだ公表出来ないのですが、和菓子界の未来に繋がる話。ぜひ繋がればいいよねって感じの打ち合わせでした。

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Canonの開発チームは多分よっぽど悔しかったと思います。T80はすっかりあきらめてT90というマニュアルフォーカスのカメラを出すのですが、これがまた当時としては未来のカメラでした。あの有名なルイジ・コラーニ(Nikonのジウジアローに対抗?)のデザインというのもすごいのですが、内容は当時のフラッグシップNewFー1を大幅に凌ぐカメラだったんですが、最後までプロ機としての称号は与えられなかったと思います。ちなみにそのフォルムや基本的な使い方は30年経った今でも引き継がれています。
おそらく2年くらいはAFから遠ざかってたと思います。そして万を期してEOSシステムが誕生するのです。αシステムに完全に勝ちにきたシステムです。あのカッコ悪かったレンズ内モーターの出っ張りはもう有りません。ですがカメラボディ内にもモーターは有りません。モーターはどこ?モーターはリング状になり、超音波を使ったモーターに進化したのです。USMと呼ばれるこのモーターはモーター音がほとんどなく、そして早いんです。
ボディ内モーターの利点はレンズに対してのモーターコストが抑えられます。ただしボディからレンズを駆動させるのですからトルクのロスもありますし、スピードは遅くなります。そして超望遠レンズになると物理的な限界もむかえてしまいます。でもリング型のモーターしかも超音波なんて考えもつかなかったんだろうと思います。
そしてご存じのようにEOSシステムはαシステムを抜き王者に返り咲くのでした。EOSが出たことにより、プロの間でもAFって使えるじゃんってなっていって、やがてEOS−1というプロ用AF一眼レフが発売されるのです。でもまだフィルムの時代の話ですよ。
メーカーの争いはともかく、そして大好きなCanonが復活したのはいいのですが、困ったのはそれまでのユーザーです。EOSになったおかげで、なけなしのお金で買った今までのレンズが使えなくなってしまったのです。どう考えてももう新しいMFカメラは出ないし、EOSを買えばまたレンズを1から買わなくてはいけない。
ちなみにNikonはマウントを変えることなくAFシステム化に成功。顧客を大事にする姿勢が感じられました。ですがその後現顧客を切り捨ててでもマウント変更したCanonがシステムを充実させることができ、商売的にも成功していくのは皮肉ですね。
そしてそろそろAー1の寿命が近づいた頃、OHして使い続けるか諦めてどこかのAFシステムを買い直すかになってきました。そこで結局またCanonを選択しました。やっぱり使いやすさかな?そして選んだのはEOS5です。当時としては珍しい視線入力で5つのAFポイントがありました。もうこの頃は社会人だったので普通に買うことは出来たとはいえ、やはり高価なのは間違いありません。ボディは新品で買ったもののレンズは中古でしかも通販で買いました。ネットが無かったので雑誌の宣伝と電話と振り込みで対応したのを覚えています。
そのカメラで細々と子どもの写真や旅行に行った時に撮ってました。その頃はまぁ言うても和菓子の世界に入った頃なので写真に没頭せず仕事に没頭してました。当たり前か(笑)なので実は2000年を過ぎてからのデジタルの波には当初全く着いて行けてなかったのです。
子どもが小さい頃、カマキリを飼ってました。全ての生物を同じ大きさにした時カマキリが最強ってなんかで聞いたことがあります。
最強かどうかは別として、確かに2mくらいのカマキリと出会ったら勝てる気はしません。

卵から孵ったカマキリは蝶々のような芋虫型ではなく、大人と同じ形です。それは流石に可愛らしい。昔はよく虫取りで採ってましたね。
さて、この頃になると梅雨も近くなってきます。どんよりとした日は気分も沈みがちですが、実は写真を撮るには雨っていいんです。もちろんカメラは濡らせないのでめんどくさい部分は否定しませんが、非日常的な写真が撮れるので結構好きですね。
和菓子も題材は豊富です。高温多湿はお菓子の天敵ですが、梅雨空、晴れ間の虹、カタツムリ、紫陽花、露草、鉄線、水無月、青梅、蛍、等々。
雨に疲れを感じたらぜひ和菓子でリフレッシュして欲しいです
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七十二候という季節があります。恐らく今この暦を使ってるのは世界で日本だけだと思います。元々中国から入っては来てるのですが、中国の暦と日本の暦は当然気候や風土の違いがあるので、気象も動物の動きも当然違います。そこで江戸時代初期に「本朝七十二候」と呼ばれる日本独自の七十二候が誕生しました。四季が明確にあるだけでも珍しいのに、それをさらに24もの季節に分けた皆様ご存知の「二十四節気」という季節があります。いわゆる「立春」とか「夏至」とか「大寒」とかですね。その24の季節を更に各3つの季節に分けたものが「七十二候」と呼ばれる季節です。おおよそ5日ほどで変わっていく季節。そんなに変化ある?って思う方もおられると思いますが、それが変わっていくんですね。季節の名前を聞くと「なるほど!」ってうなづける事も多いです。日本の素晴らしい環境とそれを感じとる感性豊かな日本人。日本に生まれてきて良かったと感じる瞬間です。 参考文献日本の七十二候を楽しむ~旧暦のある暮らし~
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いつになったら和菓子の話になるのやら。
そうそう、Canon A-1を使ってる時も、各社メーカーから凄まじい勢いで新製品が出されていきます。時代はバブルにまっしぐらの時。
CanonはT50オートマンというプログラムしか取れない今でいうところのEOSkiss的な感じのゆるいカメラを出した後、インテリジェントシューターT70というプログラムベースのちょっと細かく設定したい人向けのカメラをリリースしました。そして次に出たのはいよいよ本格的なAFシステムを持つT80アートロボです。

フォーカスエイドという、ピントリングは手動だけど、ピントの合った時はLEDやビープ音で知らせてくれると言うカメラはCanonもありました。AL-1がそうですね。また、フォーカスエイドではなく、オートフォーカスのカメラもPENTAXやOLYMPUSやNikonからも出てましたが、いずれもレンズは1本のみでシステムとは呼べなかったのです。
そこに登場したのがT 80。専用の3本のレンズを引っさげて登場したのですが、ん?なんだか違う。何だかカッコ悪い。T80のカメラのスペックも素人向けながらレンズもレンズ内にモーターを仕込んだためにモーターBOXがボコッと出てて、とにかくお世辞にもカッコいいとは言えなかったんです。
そこに同時期に発売されたMINOLTAの伝説の名機α7000です。ボディ内モーターを採用したためレンズ自体は今まで通りのフォルムでマウントを一新してでの正に社運をかけた最高のAF一眼レフシステムの登場です。宮崎美子の水着に着替えるCMでお馴染みのX-70や大好評だったX−700以来のいやそれ以上の爆発的ヒットカメラが生まれました。Canonがあれだけ技術的にコテンパンにやられたのは珍しいと思います。
まだ続く。
LICはびきので「ピンクリボンまつり2023」のイベントがありました。この日のために買った冷凍庫で「ひやりんこ」を販売。
大盛況でした〜

「小春日和」が秋の季語と同じく?「麦の秋」は初夏の季語になります。勘違いしやすい言葉ですね。
河内には「赤ねこ餅」というお餅を「半夏生」に食べる風習があります。「半夏生」については又書いていきたいと思ってますが、なぜ赤ねこ餅と言われるのかと言うと、麦を使ってるからなんです。
この時期に麦ができるので、それをふすま(小麦の殻)ごとお餅に入れてついたのが赤ねこ餅です。
小麦のふすまは実は非常に硬いんです。お米の場合はぬか何ですが、ぬかは研磨で落とせます。でも小麦のふすまは硬くて研磨出来ない。ほんと金づちで叩いても壊すのに骨が折れるくらい硬いです。
でも粉砕して加熱すればちゃんと食べられますし、栄養価も高いです。
もちろん小麦は小麦粉として色んなものに加工されることのほうが多いですね。僕は超お米派ですが、小麦を避けては通れないのでもちろん食べます。大麦ですが麦茶も飲みますし。
紀元前から小麦は使われてたようですが、よくあの硬さに負けずに加工したものと思います。図書館もマニュアルもYouTubeもない時代。昔の人の知恵はすごいです。
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七十二候という季節があります。恐らく今この暦を使ってるのは世界で日本だけだと思います。元々中国から入っては来てるのですが、中国の暦と日本の暦は当然気候や風土の違いがあるので、気象も動物の動きも当然違います。そこで江戸時代初期に「本朝七十二候」と呼ばれる日本独自の七十二候が誕生しました。四季が明確にあるだけでも珍しいのに、それをさらに24もの季節に分けた皆様ご存知の「二十四節気」という季節があります。いわゆる「立春」とか「夏至」とか「大寒」とかですね。その24の季節を更に各3つの季節に分けたものが「七十二候」と呼ばれる季節です。おおよそ5日ほどで変わっていく季節。そんなに変化ある?って思う方もおられると思いますが、それが変わっていくんですね。季節の名前を聞くと「なるほど!」ってうなづける事も多いです。日本の素晴らしい環境とそれを感じとる感性豊かな日本人。日本に生まれてきて良かったと感じる瞬間です。 参考文献日本の七十二候を楽しむ~旧暦のある暮らし~
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【すばる学園祭】今日は富田林にある「すばるホール」で催事でした。
今日は富田林にある「すばるホール」で催事でした。すばる学園祭という催しで、今回が第1回となり、お声がけいただきました。心配もよそに大盛況だったようです。
ウチは三色団子とみたらし団子を販売しまして、これは定番でいつも一番人気です。
実はすばるホールと言いますと、2016年に惜しまれて他界された富田林在住の新屋英子さんという俳優が思い出されます。新屋さんは一人芝居「身世打鈴(しんせたりょん)」を2000回以上公演されて何とそのうちの1回はあん庵で公演してくださいました。
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E6%96%B0%E5%B1%8B%E8%8B%B1%E5%AD%90
ご縁があったので、その一人芝居のお菓子「おもに」を作らせていただいたりもしました。村雨とかるかんの合わせ棹ものという今ではあまり作らないようなお菓子でしたが、中央公会堂でした2000回公演の時などは30分ほどで300本完売しました。

新屋さんは一人芝居だけではなく、「学校」「パッチギ」「ジョゼと虎と魚たち」などにも出演され、昔ではあの「仮面の忍者赤影」にも出られてました。僕らの世代にとっては赤影はヒーロー中のヒーローでしたね。
新屋さんの誕生日会に参加させて頂いた時、余興でして下さったのが「外郎売り」
生まれて初めて「外郎売り」の口上を生で聞いて、その正確さと速さに度肝を抜かれました。
「拙者親方と申すは、お立合いの中にご存知のお方もござりましょうが、お江戸を発ってニ十里上方、相州小田原一色町をお過ぎなされて青物町を登りへおいでなさるれば,欄干橋虎屋藤右衛門、只今は剃髪致して円斎と名乗りまする・・・・・」
前置きが長くなりましたが、その新屋英子さんが年に一回ほど素人のキャストを加えて演劇をされていたのがこの「すばるホール」なのです。
僕は出演したことは無いのですが、ウチの子どもが小学生の時にお世話になりまして、何度も通ったのを覚えています。お笑い芸人のヒロシさんが流行ってた時で、そのパロディのセリフがあったのを覚えています。
懐かしいですね~
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紅花と言えばスタジオジブリの「おもひでぽろぽろ」を思い出す人も多いのでは?
今井美樹さんと柳葉敏郎さんの声優でも話題になりましたね。とは言えこの映画、もう30年も前の映画です。時の経つのは早いですね。

初めは山吹色の紅花、徐々に赤くなっていきます。染料にされるのは有名な話ですよね。こんな紅花ですが和菓子のデザインになるのはあまり多くはありません。山吹色と紅のコントラストがいいのでいつか作ってもいいかなと思います。
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今日は大阪ええYOKANの反省会とこれからの展望を話する為に集合しました。
「大阪ええYOKAN」については過去のブログも参照してくださいね。
https://w-anan.jp/blog/2023/05/post-6344/

大阪ええYOKANプロジェクトとは
羊羹の老舗「大阪本家駿河屋」
大阪を代表する和菓子屋「福寿堂秀信」
50年前の万博で一世を風靡した「高山堂」
NHK朝ドラ「カムカムエブリバディ」監修の「吉野屋松原」
食の人間国宝がいた「本まつばや」
東大阪で一番地域に愛されている「お多福堂」
和菓子甲子園常連校の「大阪緑涼高校」
と、和菓子工房あん庵の合計7店と1校でスタートした「大阪土産計画」です。
大丸梅田店で1週間催事をしたのですが、それはもう大評判でマスコミにも何回も取り上げられまして、大成功に終わりました。
大成功には違いないのですが、正直課題点も多くより良くブラッシュアップしなければならないと痛感しました。実はもう次のオファーも頂いていて、夏に開催される予定です!
またお知らせいたしますね
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下手の横好きと言いますか、たまーにゴルフもします。好きだったらもっとしろと言う声も聞こえてきそうですが今のところできる範囲でやってます
今日は和菓子屋の仲間とコンペでした。1時間以上前に到着するつもりで出たのですが、大渋滞に巻き込まれ、開始時間の5分前に到着という(前の組はもうスタートしてたし)顰蹙スタートで始まりましたが、元々下手なのでスコアにもさして影響せず終わりました。

下から数えた方が早いのですが「ハンデ」と言う名のもとになぜか5位になるという他のスポーツでは考えられないほどこし?を受けてそれでも楽しくリフレッシュできましたヾ( ~▽~)ツ
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蚕って人間の手を借りないと死んでしまう生物ってご存知でしたか?おぼろげな記憶によると、完全な家畜で人の世話が無いと生きていけない唯一の動物だったような。

幼虫は桑の葉を食べまゆを作りそのまゆが「絹」へとなります。繁殖用の蚕はまゆを作った後さなぎになり成虫になります。成虫はすぐに交尾し卵を産みます。成虫は羽があるのに飛ぶことは出来ません。そして食べることもせず(出来ず?)1週間ほどで死にます。

製糸工場と言えば大竹しのぶさん主演、森次 晃嗣さん(ウルトラセブンのモロボシダンの人)も出演してた「あゝ野麦峠」が思い出されます。なぜ「野麦峠」と言われるようになったのかも描写されていて子どもながらに「えげつな~」と思った記憶があります。小説(ノンフィクション文学ですが)も読みましたね。

その絹なのですが現在では国内シェアも0.2%ほどだそうで、労働ももちろん明治時代のような事はありません。着物では「正絹(しょうけん)」で作ったりしますので非常に高価になります。
和菓子の世界でも絹は使います。例えば上生菓子の「茶巾絞り」を作る時、「綿」や「さらし」で絞るのと「絹」で絞るのとではお菓子の出来上がりのフォルムが全く違うものになります。きめ細かいラインを出す場合はやはり絹が一番ですね。
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「わさんぼん」ってご存知ですか?
和菓子好きな方なら思い浮かぶ砂糖の「和三盆」ではなくて、和菓子職人を題材にした漫画の「わさんぼん」です。
この漫画は4コマ漫画形式で書かれていますが、そのままストーリーが続いていく感じの漫画です。

コメディタッチに書かれていますが、和菓子の表現や職人の行動などかなり忠実に再現されてて、初めて読んだ時は元和菓子職人が書いてるのかと思った位です。
ご存知無い方はぜひ読んでみてくださいね!Kindleでも販売してます❣️
で、その佐藤両々先生があん庵に来られました。
なぜ来られたのかはちゃんと決まってから又公表致しますが、業界あげてのあのイベントの為にお話を聞きに来られました。
そして色々業界の裏話も教えて頂きました。和菓子界にも非常に関係ある話だったので興味津々。
繋げて頂いたMちゃんありがと〜
いや〜コレからの展開がすごく楽しみです
主役では無いのですが、イチオシキャラの柏木明月ちゃんの色紙描いていただきました!やはり漫画家さんの絵は素晴らしいです
(アップは両々先生の了解済みです)

たけのこ。
成長すればまるで歯が立たないあの竹とは思えない柔らかさと美味しさ。不思議ですね。

一般的に流通しているたけのこのほとんどは「孟宗竹」(もうそうちく)で、太めで香りがよく、肉質がやわらかいのが特徴です。
淡竹(はちく)と呼ばれるたけのこは5〜6月頃が旬で、皮の色が少し赤紫がかっていて細長い形をしています。アクが少ないので基本的に孟宗竹のようなあく抜きは必要はありません。果肉はやわらかくシャキッとしています。
今年はこれをお客様に頂いて美味しく頂きました。ありがとうございます。

ところで、パンダの主食と言えば「笹」ですよね。七夕に飾るのも「笹」ですよね。では笹と竹はどう違う?同じ?
実は「笹」と「竹」は違うもので、とは言え同じようなものにはちがいありません。「成長するとたけのこの皮が落ちるのが竹、残って茎を包むのが笹」という違いだそうです。
それでもあまりピンときませんが、そもそもあまり明確に違いがあるわけでもなく、他には背丈の高いものが「竹」、低いものが「笹」のような分け方や、葉で分けることも。
「竹」は格子状に葉脈があって、

「笹」は並行に葉脈があります。普段はやはり「笹」の方が目にするかも知れませんね。

●松田なんで店をつくったのか? https://w-anan.jp/about/
●お菓子作り紹介(和菓子職人あきらYoutubeチャンネル) https://youtu.be/Ol1nHE2v00E
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七十二候という季節があります。恐らく今この暦を使ってるのは世界で日本だけだと思います。元々中国から入っては来てるのですが、中国の暦と日本の暦は当然気候や風土の違いがあるので、気象も動物の動きも当然違います。そこで江戸時代初期に「本朝七十二候」と呼ばれる日本独自の七十二候が誕生しました。四季が明確にあるだけでも珍しいのに、それをさらに24もの季節に分けた皆様ご存知の「二十四節気」という季節があります。いわゆる「立春」とか「夏至」とか「大寒」とかですね。その24の季節を更に各3つの季節に分けたものが「七十二候」と呼ばれる季節です。おおよそ5日ほどで変わっていく季節。そんなに変化ある?って思う方もおられると思いますが、それが変わっていくんですね。季節の名前を聞くと「なるほど!」ってうなづける事も多いです。日本の素晴らしい環境とそれを感じとる感性豊かな日本人。日本に生まれてきて良かったと感じる瞬間です。 参考文献日本の七十二候を楽しむ~旧暦のある暮らし~
白井明大(株KADOKAWA)
季節七十二で候。大田垣晴子(株KADOKAWA)
くらしのこよみ
うつくしいくらしかた研究所
くらしを楽しむ七十二候
広田千悦子(泰文堂)
にっぽんの七十二候
角謙二(株式会社枻出版社)
絵で楽しむ二十四節気と七十二候
水野久美(株KADOKAWA)——————————————————————————————————