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稚児桜とさまざま桜

今日はお茶のお稽古があったのですが、先日の東京での呈茶のお話しとかをして楽しいひと時を過ごしました。

今日のお干菓子は有平糖で出来た「稚児桜」でした。先生に御名(菓子の名前)を当ててみる?と聞かれその風貌が「糊こぼし」のように見えたので、時期的にも東大寺二月堂のお水取りだし、そうかなと思い「糊こぼし」とお答えしたのですが、恥ずかしながら外してしまいました。

答えは「稚児桜」

画像は見せれないのですが、紅白で丸く仕上げた飴はなんとも可愛らしく仕上がってました。「稚児桜」についてあまり知識が無かったのですが、その銘の有平糖は他の菓子屋さんでもつくってますね。 八重桜というか菊のように花びらがつく菊桜の仲間のようですね。ひとつ勉強になりました

桜の開花が近づく季節

まもなく「さまざま桜」も出てきます。毎年出して頂けるのですが、「さまざま桜」というのは伊賀上野にある紅梅屋さんのお干菓子で、

「さまざまのこと思ひ出す桜かな」と、松尾芭蕉翁が花見の宴で詠んだ句に因んだ花紋干菓子。水を一切使わず、伊賀特産の寒梅粉と山芋と砂糖で伝統を守り作りました。パリッと食感と青海苔や胡麻の風味をお楽しみください・・・紅梅屋さんHPより

という伝統的なお菓子です。毎年お茶の席でそれを頂いて春を感じています。ほっこり。

 


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