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10年後会社の生き残る確率

モバックショウに来たついでに東京に和菓子屋を見に来ました。
最近は結構老舗が別ブランドで今風の店舗を展開するパターン、全く別の業界がブランドを作って参入するパターンが非常に多くなってきました。

多分どこの業界も同じだと思うのですが、時代の波に乗ったところは強いですね。というか乗らなかったら生き抜くのは非常に難しいんです。

老舗は昔ながらの伝統を守って長く続いてきたと思ってる人が大半です。いわゆる秘伝のタレを継ぎ足して100年みたいな。

もちろん変わってはいけないこともあります。

でもいくら伝統だと言っても同じことをただ永遠と繰り返すだけで本当に長く続くものでしょうか?だとしたらある意味楽ですよね。新しい商品も開発しなくていいし、既成商品の改良もしなくていい。売り方も核家族が増えようが一人暮らしが増えようが変えなくていい。宣伝の仕方も同じでいい。

ウチの店は今年で21年が経ちます。和菓子屋としては歴史が浅すぎて話にならないかも知れませんが、現代は会社や店が10年後に存続している確率は6.3%というデータもあります。まぁ何とか生き残って来ました。

この20年で何が変わったのでしょうか?
まず、一番大きな変化は何と言っても20年前はスマホが無かったということです。そしてSNSも無かった。いや、それらしきものはあったけど今のTwitter、Facebook、Instagram等々は無かった。ネット通販はあったけど一般的ではなかった。

和菓子界ではどうでしょうかね。変わったと言えば他業界からの参入、単品勝負の店が増えた、フルーツ大福、かりんとう饅頭のブーム、葛アイスバーの出現、洋風イベントへの参入。他にも細かい事はありますが、大きくはこんなところでしょうか。

流行りものを作らなくても店はやっていけます。が、味とか好みの変化って無いのか?って言われれば、それはやっぱりあるんですね。あるんだったら合わすことも大事かもしれませんね。

変わらないことは・・・・「和菓子で世界を幸せにする」ことですね(^^♪


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