• 最新の記事

【七十二候・第六候】草木萌動(そうぼくめばえいずる)

この頃になると流石に寒さの和らぐ日が増えてきます。それでも三寒四温と言われる様に寒い日と春の日は交互にやってきます。

寒い日が3日続いたと思ったら暖かい日が4日続く。それを繰り返して春に向かっていくという意味で本来は「冬」に使う言葉です。

でも太陰暦や太陽暦とのズレもあるし今は3月によく聞く様になってますね。その方がしっくりくると思うのは僕だけでしょうか

ちなみに3月はまだ寒くて4月になれば温かいので「三寒四温」というということを聞いたことがあるのですが、これは流石に間違いですね。。言葉に変化はつきものですが何でも良いわけではありません笑

旬の魚は「はまぐり」ということもあってひな祭りにははまぐりのお吸い物を作ったりしますね。別の意味もあるみたいですが。

春は心も踊りますが、花粉症の僕には大変な時期にもなりますね・・・

 

 

 

——————————————————————————————————
七十二候という季節があります。恐らく世界で日本だけだと思います。四季が明確にあるだけでも珍しいのに、それをさらに24もの季節に分けた皆様ご存知の「二十四節気」という季節があります。いわゆる「立春」とか「夏至」とか「大寒」とかですね。その24の季節を更に各3つの季節に分けたものが「七十二候」と呼ばれる季節です。

おおよそ5日ほどで変わっていく季節。そんなに変化ある?って思う方もおられると思いますが、季節の名前を聞くと「なるほど!」ってうなづける事も多いです。日本の素晴らしい環境とそれを感じとる感性豊かな日本人。日本に生まれてきて良かったと感じる瞬間です。

(元々この暦も中国から入って来たとされてますが、現代に残ってる暦は日本に合わせて日本独自にブラッシュアップされたものと言えます)

参考文献
日本の七十二候を楽しむ~旧暦のある暮らし~
白井明大(株KADOKAWA)
季節七十二で候。
大田垣晴子(株KADOKAWA)
くらしのこよみ
うつくしいくらしかた研究所
くらしを楽しむ七十二候
広田千悦子(泰文堂)
にっぽんの七十二候
角謙二(株式会社枻出版社)
——————————————————————————————————


コメントを書く

この記事について何か感じたことがございましたら、
ぜひお気軽にコメント下さい。

匿名でもコメントできます。