神戸で御木さんの期間限定のギャラリーがあり、ご本人も来られるというのでお会いしに行ってきました。仕事で何度か絵を依頼したことはあるのですが、お会いするのは初めてでして少し緊張しましたが、作風どうりの気さくで優しそうな方でした。
真ん中の方が御木幽石さんです。右は菓匠あさだの淺田さん。仲良くさせていただいてます。
ギャラリーなので作品がずらりと並んでいて、どれもいい作品なのですが、今回はなんと目の前で絵と書を書いて頂きました。真っ白の色紙から何本もの筆で魔法のように絵が出来ていきます。お気に入りの文字を入れていただいて、完成しました。
そして、なんと額の裏にもサインを書いていただいたのです。
額の裏なので普段は見ることが出来ないのです。これも一つの作品ですよね。すごい。
絵とか書って印刷での作品というのもあったりして、それはそれでリーズナブルに購入できていいと思いますし、僕もよく買いまして自宅などにも飾っています。でも自筆の物ってやっぱり質感が違うし、作品ににエネルギーがありますよね。見てても飽きないというか。
和菓子も心を込めてつくるのと、そうでないのとでは仮に見た目が大差なかったとしても、(僕には違うように見えますが)美味しさが違います。料理は愛情といいますがその通りで、「美味しく食べてほしい」って気持ちが無ければ美味しい和菓子なんて作れないのではないでしょうかねぇ?
どんなジャンルでもそうだと思います。僕も幽石さんのように人に感動をあたえていけるような人間になりたいですね。ありがとうございました。