• 最新の記事

【七十二候・第九候】菜虫化蝶(なむしちょうとなる)

啓蟄で虫の動きが活発になると今度は幼虫から蝶になっていく季節ですね。実際2-3日前は20度を超す陽気な感じでした。でも三寒四温。4月頃までは寒い日がまだまだやってきますよ。

そして、3/16は「十六団子の日」ってご存知でしょうか?
特に東北地方には米作りを始める時期である3月16に農耕の神様が山から里に降りてくると言われています。その神様を迎えて16個の団子を供える風習が出来たそうです。

そこでクイズ?です!

和菓子界で16と言えば何を思い浮かべるでしょう?
①和菓子の日
②嘉承の儀
③あん庵豆大福の日

正解は・・・・全部です。

すみません

和菓子の日は6/16です
そしてその6/16は「嘉承の儀」が由来となっています。
嘉承の儀については
嘉祥の儀(かじょうのぎ) (koyomi8.com)
和菓子の日 | 全国和菓子協会 (wagashi.or.jp)
上記のサイトをご参考に。
またこのブログでもご説明しますね。

そしてあん庵の豆大福の日は毎月16日です。おたのしみに~
(イベント日と重なる時は変更しますのでHPをチェックしてくださいね)

「十六団子の日」に話を戻しますと、現在では青森など東北地方に限られてるような記述も多いので、全国的にはマイナーかもしれませんが大事な風習ですね。

因みに神様は11/16までいらっしゃるそうです。!(^^)!

——————————————————————————————————
七十二候という季節があります。恐らく世界で日本だけだと思います。四季が明確にあるだけでも珍しいのに、それをさらに24もの季節に分けた皆様ご存知の「二十四節気」という季節があります。いわゆる「立春」とか「夏至」とか「大寒」とかですね。その24の季節を更に各3つの季節に分けたものが「七十二候」と呼ばれる季節です。
おおよそ5日ほどで変わっていく季節。そんなに変化ある?って思う方もおられると思いますが、季節の名前を聞くと「なるほど!」ってうなづける事も多いです。日本の素晴らしい環境とそれを感じとる感性豊かな日本人。日本に生まれてきて良かったと感じる瞬間です。
(元々この暦も中国から入って来たとされてますが、現代に残ってる暦は日本に合わせて日本独自にブラッシュアップされたものと言えます)
参考文献
日本の七十二候を楽しむ~旧暦のある暮らし~
白井明大(株KADOKAWA)
季節七十二で候。
大田垣晴子(株KADOKAWA)
くらしのこよみ
うつくしいくらしかた研究所
くらしを楽しむ七十二候
広田千悦子(泰文堂)
にっぽんの七十二候
角謙二(株式会社枻出版社)
——————————————————————————————————


コメントを書く

この記事について何か感じたことがございましたら、
ぜひお気軽にコメント下さい。

匿名でもコメントできます。