今日は朝から滋賀県に稲刈りに出かけました。
これは羽二重餅米という品種のもち米で、現在当店でも使っている品種です。カマで一束ずつ刈っていき、手ごろな量で縛っていき乾燥させます。
写真が小さいのでわかりにくいですが、手前が乾燥前のもち米で透明感があります。奥は乾燥(14.5%の水分量)したもち米で、白くなっています。普段見慣れている白いもち米は、最初から白いのではないのですね。
この場所は3反(30m×100m)の大きさで、ほんの一部を手作業で刈ったわけなのですが、8人がかりで1時間かけてこの程度しか刈れませんでした。見ているとワケなくしているように見えますが、実際してみると想像を絶するしんどさです。腰にもきますし・・。お米の大切さを改めて感じました。絶対粗末に出来ません。
この大きさの田んぼで大体50本ほどの米が取れるそうです。50本というのは、30kgのもち米(玄米)が50袋ということですが、こんな広い田んぼで50本しか取れないというのを聞いて農家の方の大変さが分かりました。
一般の方は30kgが50袋というと莫大に思われると思います。しかし和菓子屋では使用える量ですし、お店によったら1店舗で年末だけで50本使う店もあります。
農家の浮気(うき)さんです。お話もお聞きしたのですが、作物に対する熱い思いが伝わってきました。
コンバイン。実際はこれで収穫します。実際にエンジンをかけて少しだけ運転もさせていただけました。
農家の浮気さん、丸宮穀粉の宮井さん、業者の野村さん、五味さん貴重な体験ありがとうございました。