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大阪二六会

タイトルの「大阪二六会」ってなんだ?とお思いだと思います。どんな業界にも、組合だったり、研究会だったり、横のつながりの「会」みたいなものが、あるかと思います。和菓子の世界にもそういう団体がいくつもあって、その中に大阪の和菓子研究団体として「大阪二六会」って言う会があるのです。全国的に見ても規模の大きい、そして権威ある団体です。僕もその団体に所属してまして、毎月勉強させていただいております。

活動としまして、ほぼ毎月和菓子の講習会がありまして、講師(講師といっても和菓子屋の職人さんですが)がレシピを公開して実演して作ります。他店の職人の技などが間近に見れたりします。他の業界はどうなのでしょうか?他店のレシピの紹介などあまりないかもしれませんね。もちろんお店を経営していくのですから、自店の売り上げを伸ばさないといけないというのはあるのでしょうが、和菓子の世界って「和菓子文化を伝えていく」という意識が潜在意識の中にあるのかもしれません。横のつながりが大変強いですね。

講習会には、自分の作った作品を出品することも出来ます。それを諸先輩方に批評をしていただいたり、賞を貰ったりします。うちの女の子の職人2人も毎月作品を提出して頑張っております。毎月締め切りが近づくと頭を悩まし、試行錯誤し、夜中まで頑張ったり、休日も工房に来て作ったりと、涙ぐましい努力をしています。

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彼女たちの作品です。感想ありましたらお知らせ下さい。


2個のコメント

  1. ちびちびちゃん
    2009.05.19 4:59 pm に投稿 | パーマリンク

    女性の職人さんお二人の作品、ありきたりの言葉でしか感想が言えなくて申し訳ありませんが、和菓子で季節を表現することってすごいですね!作品ひとつひとつに意味も含めなくてはいけないと思うのですが、それを人に伝える表現力と色の使い方ってほんとに難しいと思います。毎月テーマを考えるのは大変だと思いますが、頑張ってくださいね。次の作品も楽しみにしています

  2. 店主
    2009.05.19 8:55 pm に投稿 | パーマリンク

    うちの職人は夜遅くまで作品を作ったり、休みを返上してまでしたりしています。
    又作品をアップしますので、感想お待ちしております。

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