10/1・2に京セラドーム大阪にて「和菓子deおおさか」という今までに無い和菓子のイベントが開催されました。これは大阪府生菓子青年クラブという団体が50周年を迎えるにあたり、僭越ながら僕が50周年記念事業部長として指揮をとらせていただきました。まずは青年クラブ内外各方面の関係者様全ての方に厚く御礼を申し上げたいと思います。誰一人かけてもこの事業は成り立たなかったと思います。本当にご協力ありがとうございました。
和菓子に関する色んなイベントがある中で一つのキーワードは「大阪に福を呼ぶ大福」と称して大福を大阪の名物に!という活動でした。
9/30設営です。200坪ほどの大きさでしたので結構まとめるのがたいへんでした。組みあがっていくのを見るのはワクワクします。
イベントは4つのエリアから成りました。
1 伝統菓子コンテスト 和菓子職人が工芸菓子や上生菓子の作品を展示。お客様の一般投票で各賞が決定。菓子研究団体「大阪二六会」「滋賀二六会」のご協力もあって開催できました。
2 実演茶屋-和(なごみ)- 和菓子職人がお客様の目の前で上生菓子を実演。点てたてのお抹茶と一緒に召し上がって頂きます。実力者揃いだったのでかなり魅力のあるステージとなりました。
3 販売コーナー 和菓子甲子園でグランプリを取った「お好み大福」を始め、摂津・浪速・河内・和泉の各地域で作った特色ある大福を販売。メディアの方にもかなり興味をもっていただけました。
4 ステージ 1日目は落語家の露の団姫(つゆのまるこ)さんに落語を披露して頂きました。露のさんが考案した「吟醸大福」がお噺の中に登場します。落語を聴き終わった後にお客様にその大福を食べて頂くというものでした。2日目は、石原志織さんとたつをさんのライブ。大福を音楽と絡めました。ここからは又、志織さんの考案した「堺人大福」も生まれました。
工芸菓子コンテストの一部です。
非常にレベルの高い作品が集まりました。お客様からの投票もかなりありました。ありがとうございました。
実演茶屋のリハーサル。いよいよお客様が入ってきます。
志織さん・たつをさん・みっきゅんさんのリハ。プロの歌声に感動。
ステージ上では和菓子甲子園の入賞者が紹介されています。
大阪大学落語研究会による落語のステージ。そこはやはり和菓子にまつわる御噺でした。
露のさんの落語のステージでは他にも露のさんの新婚ほやほやの旦那様「豊来家大治朗」さんの大道芸・太神楽曲芸は本当に素晴らしいものでした。特に最後のナイフを突き立てた輪の中をくぐる曲芸は日本で出来るのは大治朗さんただ1人とか。露のさんの考案した大福を入れている「枡」ももちろん傘で回していただけました。
ゆるキャラも多数登場。今年は「たいしくん」が和菓子親善大使をしてくれているので、たいしくんの仲間が集まってくれました。くまもん・くしたん・マッキー・いしきりん・ふくまるちゃん・たけるくん・などなど
たいしくんがステージ上でパフォーマンス。とらとうちゃん・くしたんが客席に!
t17(ティーナ)と呼ばれる子ども達のダンスチーム。t17は聖徳太子の17条憲法から来ているのだそうです。
大福の販売エリアです。たくさんの大福が売れました。ありがとうございます!
大阪に福を呼ぶ大福の販売コーナーでは各エリアの大福
「摂津の國・四蘇大福」…大阪もんにも選定された赤紫蘇を使用した大福
「なにわたこ焼き大福」「なにわ串かつ大福」…醤油ベースの大福で見た目がたこ焼き・串かつにそっくりな大福
「河内ぜいたく大福」・・・河内ワイン・道明寺・いちじく・クリームチーズを使った贅沢な大福
「泉州南蛮大福」…利休にちなみ抹茶のカステラのそぼろを表面にまぶした大福
これは河内ぜいたく大福。僕はここのエリアなんです~
これは和菓子甲子園2011グランプリ作品「お好み大福」
当日この受賞者の学生が販売を手伝ってくれました。
他には東日本大震災などの寄付を目的としたチャリティ和菓子の販売も致しました。たくさんの和菓子屋さんが無償で商品を提供してくれました。
実演茶屋-和(なごみ)-
お客様の前でお菓子を作ってます。若いけど実力のある職人達が頑張りました。
メニューの中のひとつ。全て大阪にまつわる上生菓子です。
大盛況です。忙しく職人達が次々と菓子を生み出します。僕も立ちたかったのですが、監督してますんで無理でした(^_^;)
一応僕の定位置のインフォメーションです。でも中々ここにはおれず、丸2日間ずっと走り回ってました(笑)
最後に皆で記念撮影(~o~)
たくさんのスタッフに恵まれて大助かりでした。来場して頂けたお客様や、ご協力者様にも感謝。