仕事の意味を考えたら楽しくなってくる

月に一度外部の先生をお呼びして社員でゲームしたりお話聞いたり目標たてたり色々しています。

今日は「仕事」の意味。

「たぬきと男の物語」をみんなで見て考えました。

この話ってイソップの「レンガ積み」のお話しにも通じるところがありますよね

3人のレンガ職人の話(イソップ寓話)

世界中をまわっている旅人が、ある町外れの一本道を歩いていると、一人の男が道の脇で難しい顔をしてレンガを積んでいた。旅人はその男のそばに立ち止まって、

「ここでいったい何をしているのですか?」

と尋ねた。

「何って、見ればわかるだろう。レンガ積みに決まっているだろ。朝から晩まで、俺はここでレンガを積まなきゃいけないのさ。あんた達にはわからないだろうけど、暑い日も寒い日も、風の強い日も、日がな一日レンガ積みさ。腰は痛くなるし、手はこのとおり」

男は自らのひび割れた汚れた両手を差し出して見せた。

「なんで、こんなことばかりしなければならないのか、まったくついてないね。もっと気楽にやっている奴らがいっぱいいるというのに・・・」

旅人は、その男に慰めの言葉を残して、歩き続けた。

もう少し歩くと、一生懸命レンガを積んでいる別の男に出会った。先ほどの男のように、辛そうには見えなかった。旅人は尋ねた。

「ここでいったい何をしているのですか?」

「俺はね、ここで大きな壁を作っているんだよ。これが俺の仕事でね。」

「大変ですね」

旅人はいたわりの言葉をかけた。

「なんてことはないよ。この仕事のおかげで俺は家族を養っていけるんだ。ここでは、家族を養っていく仕事を見つけるのが大変なんだ。俺なんて、ここでこうやって仕事があるから家族全員が食べいくことに困らない。大変だなんていっていたら、バチがあたるよ」

旅人は、男に励ましの言葉を残して、歩き続けた。

また、もう少し歩くと、別の男が活き活きと楽しそうにレンガを積んでいるのに出くわした。

「ここでいったい何をしているのですか?」

旅人は興味深く尋ねた。

「ああ、俺達のことかい?俺たちは、歴史に残る偉大な大聖堂を造っているんだ!」

「大変ですね」

旅人はいたわりの言葉をかけた。

「とんでもない。ここで多くの人が祝福を受け、悲しみを払うんだぜ!素晴らしいだろう!」

旅人は、その男にお礼の言葉を残して、また元気いっぱいに歩き続けた。

1人目は、
希望・夢・志などの使命感はまったくありません。

ただ言われたからやる。言われなければやらない。

ただ“レンガ”しか見ていません。
作業としての仕事、労役としか感じていません。

2人目は
“お金を稼ぐため”に否応なしに働いている。
“壁”しか見えていません。

3人目は、
「後世に残る歴史的事業に参加して町中の人を笑顔にするため」
という志を抱き、明確な目的意識を持って働いています。
100年以上先に完成する“大聖堂”建設のため、

仕事を“使命”と感じ、自ら喜びを感じています。
同じ「仕事」をするのに精神的にいいのはどれでしょうね。

西洋の概念では仕事は「罰」であり罰は受けたくないという考えがあります。
日本人は昔から仕事を「罰」とする概念はありませんでした。でも今は仕事がつらいと感じてる人が多くなったかもしれませんね。仕事って必ず誰かを幸せにすることなんです。誰かを幸せにした結果お金が入るという行為なんです。それの反対が誰かを不幸にしてお金を得ることを「犯罪」と言います。要するに自分が幸せになるには誰かを幸せにすることがマスト。だから自分の為にも仕事は楽しんですることが世の中を良くすることに繋がると思っています。

引用 ◆「3人のレンガ職人」のイソップ寓話から働くことの意味を考えてみた。 (central-engineering.jp)
イソップ寓話「3人のレンガ職人」に学ぶ、モチベーション高く働く従業員を育てるヒント 株式会社トータルエンゲージメントグループ (total-engagement.jp)

●松田なんで店をつくったのか? https://w-anan.jp/about/
●お菓子作り紹介(和菓子職人あきらYoutubeチャンネル)  https://youtu.be/Ol1nHE2v00E

 


コメントを書く

この記事について何か感じたことがございましたら、
ぜひお気軽にコメント下さい。

匿名でもコメントできます。