同じこし餡でも小豆で作ったものは黒餡とか赤餡とか言ったりもしますが、白いあんこもありますよね?いわゆる白餡です。
白いあんこはどうやって作るのか?というと豆自体が白いのです。白い豆の代表的なのはいんげん豆系で、その中でも大手亡はシェアが高いです。ほかにも大福豆(おおふくまめ)などもあり、最高級のものでは白小豆もあります。
そこでクイズ!豆の中にはあんこに出来るものと出来ないものがあります。小豆餡はありますが、大豆餡って聞いたこと無いはずです。それはなぜでしょう?
いきなりこんなクイズを出されても専門的すぎるのでご存じない方がほとんどだと思います。
答えを言っちゃうと、それはでんぷんの量なのですね。あんこはでんぷんで作っていくものなので、その量が少ないとあんこにならないのです。ご存じ大豆は畑の牛肉と比喩されるようにでんぷん(炭水化物)が少なく「たんぱく質」が非常に多く含まれているのであんこになりにくいのです。
おや?だったらずんだ餡はどうなるんや?ずんだ餡は枝豆で作ってるし、枝豆って大豆の赤ちゃんのようなものやけど大豆には違いないし。って思った方は鋭いです。枝豆のあんこありますね。でも大豆も枝豆の段階ではまだでんぷんが多く含まれていて、大豆になると減ってしまうんです。だから枝豆だったらあんこにすることが出来るんですよね。
また、豆の話で終わってしまいました。。。
あんこの作り方は又改めて書きますね。