和菓子と関係ない話。でも実は関係あった話。その⑦写真編

フォーマットの違いは写りにも影響はあります。一般的にフォーマットが大きいほど受抗体も多くの光の情報が得られますし、ボケ味も影響します。前に述べたように画角が同じであればセンサーサイズが小さくなるほど焦点距離(35mm換算)は短くなります。

フルフレームが50mmだとするとAPS-Cが75mm相当になるのは説明しましたがマイクロフォーサーズではそれが100mm相当になります。同じ焦点距離でも見た目の画角が変わってしまします。

逆に画角をそろえようとすると、フルフレームで50mmの焦点距離の画角に合わせると、APS-Cは大体32~33mm、マイクロフォーサーズでは25mmになります。ご承知の通り焦点距離が長いほどボケが大きいと言われていますので、焦点距離25mmと50mmでは50mmの方が大きくボケるのです。

もちろん、ボケ味と言うのは、焦点距離だけがその要素を決めるのではなく、被写体とバックの距離や絞りによっても変わってきますので、マイクロフォーサーズがボケないって言っているのではありません
ただ、全体的な特徴としては、フルフレームの方がボケやすいと言うことに対しては異論がないことだと思います

そこでやっと写真とお菓子が絡んでくるんですが、イメージ写真であれ商品写真であれ、やはり写真の知識があるのとないのでは雲泥の差が出ます。

もちろん、パンフレットからポスターから日々のSNSまで全てプロカメラマンに依頼すれば、最高の写真が撮れるのは言うまでもありません。僕は所詮素人なのでもちろんプロにはかなわない。

ただ、日々のSNSに至るまで全てプロに頼むとなると、やはり現実的ではありません。いくら何でもコストがかかり過ぎます。ですので、そうなるとやっぱりスマホで撮るよりもそれなりのカメラで知識を持って撮るのでは違いは出ます。

前置き長くなりましたが、そこで購入したのがEOS6Dだったのでした。
800万画素の20Dとはさすがに違いました。そしてフルフレームならではのボケ味です。

今のスペックから考えると、少し物足りない感じはもちろんあるのですが、当時は中々最高に気に入ってましたね。何より商品写真の質が上がりました。格段にです。良かった。

でもやっぱりこれで終わる訳にはいけなかったのです。

 

●松田なんで店をつくったのか? https://w-anan.jp/about/
●お菓子作り紹介(和菓子職人あきらYoutubeチャンネル) https://youtu.be/Ol1nHE2v00E


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